Windows ワークフロー デザイナーのすべてのコア機能に、キーボードでアクセスできます。
キーボードを使用したワークフロー デザイナー内での移動
Visual Studio 2010 内では、グローバル ショートカットおよびデバッグ ショートカットがワークフロー デザイナーに適用されます。また、ワークフロー デザイナーに固有のキーボード ショートカットもいくつか作成されています。Visual Studio 2010 では、すべてのキーボード ショートカットを再マップできます。ただし、再ホストされたアプリケーションでは、これらのキーボード ショートカットがハードコーディングされています。
ワークフロー デザイナーのキーボード ショートカット
次の表に、ワークフロー デザイナーのコマンドに割り当てられている既定のキーボード ショートカットを示します。
ショートカット | 目的 |
---|---|
Ctrl + E、A |
引数デザイナーの表示と非表示を切り替えます。 |
Ctrl + E、C |
選択されているアクティビティをその場で折りたたみます。 |
Ctrl + E、E |
選択されているアクティビティをその場で展開します。 |
Ctrl + E、F |
フローチャート内の選択されているアクティビティを接続します。 |
Ctrl + E、I |
インポート デザイナーの表示と非表示を切り替えます。 |
Ctrl + E、M |
キーボード フォーカスを、タブ オーダーの次の項目に移動します。 |
Ctrl + E、N |
選択されているアクティビティのスコープ内 (または最も近いスコープ内) に新しい変数を作成します。 |
Ctrl + E、O |
概要マップの表示と非表示を切り替えます。 |
Ctrl + E、P |
選択されているアクティビティの親に移動します。この操作により、階層リンク ナビゲーション内で 1 レベル上へ移動し、デザイナー画面のルート アクティビティが変更されます。 |
Ctrl + E、S |
キーボード フォーカスを持つ項目を現在の選択範囲に追加します。 |
Ctrl + E、V |
変数デザイナーの表示と非表示を切り替えます。 |
Ctrl + E、X |
ワークフロー内のすべてのアクティビティを展開します。 |
Ctrl + ALT + F6 |
キーボード フォーカスを現在の UI 領域から次の領域に順番に移動します。順番は次のとおりです。
|
フローチャート
キーボードでフローチャートを構築するために使用するジェスチャを次の一覧に示します。ワークフロー デザイナーの他の操作と同様に、アクティビティをデザイナー画面に追加するには、Visual Studio 2010 に用意されているツールボックスのグローバル ショートカットを使用します。
アクティビティを移動するには、アクティビティを選択し、方向キーを使用して位置を変更します。
フローチャートのサイズを変更するには、方向キーを使用して、アクティビティをフローチャートの現在の境界線の外側に移動します。フローチャートのサイズが自動的に変更されます。
アクティビティを開始ノードとして設定するには、コンテキスト メニューの [StartNode として設定] を使用します。
アクティビティを接続するには、次の操作を実行します。
Tab キーで接続元アクティビティに移動して選択します。
必要な回数だけ Ctrl キーを押しながら E キーを押し、X キーを押して、キーボード フォーカスを接続先アクティビティに移動します。
Ctrl キーを押しながら E キーを押し、S キーを押して、接続先アクティビティを選択範囲に追加します。
Ctrl キーを押しながら E キーを押し、F キーを押して、接続元アクティビティから接続先アクティビティへのコネクタを追加します。
キーボードでアクティビティを接続する際は、次のことに注意してください。
複数の接続を同時に作成するには、選択範囲にさらにアクティビティを追加した後に、Ctrl キーを押しながら E キーを押し、F キーを押します。接続は、選択範囲にアクティビティを追加した順序で作成されます。
接続元アクティビティに既に送信接続が作成されているなど、アクティビティのペアを接続できない場合でも、選択範囲のアクティビティ間のその他の接続が、可能な限り作成されます。
選択範囲に FlowDecision が含まれており、FlowDecision に送信接続が作成されていない場合は、True の分岐にコネクタが配置されます。
式の編集
既定では、Visual Basic のテキスト編集用の既定のキーボード ショートカットが、ワークフロー デザイナーの式エディター内に適用されます。だたし、次の制限があります。
次のコマンドのキーボード ショートカットの再マップは無効です。既定のキーボード ショートカットは、式の編集時にこれらのコマンドにアクセスするためにのみ使用できます。
切り取り
コピー
貼り付け
すべて選択
元に戻す
やり直し
Visual Studio 2010 で、ワークフロー デザイナー内の式の編集コマンドのキーボード ショートカットを再マップするには、ワークフロー デザイナー スコープでショートカットを編集します。テキスト エディター スコープで行った変更は、自動的にはワークフロー デザイナーに適用されません。両方の場所でショートカットを再マップするには、変更を 2 回 (スコープごとに 1 回ずつ) 適用する必要があります。