TransactionScope アクティビティ デザイナーは、TransactionScope アクティビティを作成および構成するために使用します。
TransactionScope アクティビティ
TransactionScope アクティビティでは、含まれているアクティビティを単一のトランザクションで実行します。Body アクティビティおよびトランザクションの他のすべての参加要素が正常に完了すると、トランザクションはコミットされます。
TransactionScope アクティビティ デザイナーの使用
TransactionScope アクティビティ デザイナーは、[ツールボックス] の [トランザクション] カテゴリにあります。[ツールボックス] にアクセスするには、ワークフロー デザイナーの [ツールボックス] タブをクリックします (または、[表示] メニューの [ツール バー] をクリックするか、Ctrl キーと Alt キーを押しながら X キーを押します)。
TransactionScope アクティビティ デザイナーは、[ツールボックス] からドラッグして、アクティビティを通常配置しているワークフロー デザイナー画面の任意の場所 (Sequence 内など) にドロップできます。この操作により、TransactionScope という既定の DisplayName を持つ TransactionScope アクティビティが作成されます。DisplayName 値は、TransactionScope アクティビティ デザイナーのヘッダー、またはプロパティ グリッドの [DisplayName] ボックスで編集できます。
CancellationScope プロパティ
次の表に、TransactionScope のプロパティと、デザイナーでのその使用方法を示します。DisplayName プロパティと Body プロパティは、ワークフロー デザイナー画面で編集できます。ただし、他のプロパティは、プロパティ グリッドで編集する必要があります。
プロパティ名 | 必須 | 使用法 |
---|---|---|
DisplayName |
省略可 |
TransactionScope アクティビティの省略可能な表示名。既定値は、TransactionScope です。DisplayName 値は必須ではありませんが、使用することをお勧めします。 |
Body |
必須 |
単一のトランザクションで実行するアクティビティを指定します。Body アクティビティを追加するには、"ここにアクティビティをドロップします" というヒント テキストが表示された TransactionScope アクティビティ デザイナーの [Body] ボックスに、[ツールボックス] からアクティビティをドロップします。 |
必須 |
この TransactionScope の IsolationLevel を指定します。 |
|
トランザクションが完了するまでの時間間隔を "00:00:00" (時:分:秒) という形式で指定します。既定値は 1 分 (00:01:00) です。 |
参照
概念
TerminateWorkflow アクティビティ デザイナー
CompensableActivity アクティビティ デザイナー
Compensate アクティビティ デザイナー
Confirm アクティビティ デザイナー