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FlowDecision アクティビティ デザイナー

FlowDecision ノードは条件ノードであり、指定した条件を満たすかどうかに基づいて、2 つの選択肢のどちらかに進む制御フローの分岐を提供します。フローに 3 つ以上の分岐が必要な場合は、代わりに FlowSwitch を使用します。

FlowDecision ノード

FlowDecision は、フローを 2 つに分岐できる場合に使用します。FlowDecision ノードには、Condition および FlowNode があり、True または False という、想定される 2 つの結果のそれぞれに関連付けられています。Condition が評価され、この評価の値により、次に Flowchart 内で処理される FlowNode が決定されます。

FlowDecision デザイナーの使用

FlowDecision アクティビティ デザイナーは、[ツールボックス][フローチャート] カテゴリにあります。[ツールボックス] にアクセスするには、ワークフロー デザイナーの [ツールボックス] タブをクリックします (または、[表示] メニューの [ツール バー] をクリックするか、Ctrl キーと Alt キーを押しながら X キーを押します)。

FlowDecision デザイナーは、[ツールボックス] からドラッグして、Flowchart アクティビティ デザイナー内のワークフロー デザイナー画面にドロップできます。これにより、Flowchart アクティビティ内に、Decision というラベルの付いた FlowDecision が作成されます。デザイナーでマウスを動かすと、2 つの分岐用の正方形のハンドル ([True] および [False]) が表示されます。

FlowDecision などのデザイナーを Flowchart にドラッグすると、ノードを互いにリンクさせて実行の順序を指定できます。接続元ノード (FlowDecision[True] および [False] 分岐を含む) と接続先ノードの間にリンクを作成するには、接続元ノードのデザイナー上にマウス ポインターを置きます。これで、その両側に正方形のハンドルが表示されます。そのハンドルのどちらかをクリックし、マウス ボタンを押したまま、接続先ノードにマウス ポインターを置いたときと同じように表示されるハンドルのどちらかにドラッグします。マウス ボタンを放すと、これら 2 つのノードの間にリンクが作成されます。このリンクは、接続元デザイナーから接続先デザイナーへの矢印で表されます。

"VB の式を入力してください" というヒント テキストが表示される場所をクリックすと、Condition を示す式を [プロパティ] ウィンドウの [条件] ボックスに入力できます。

FlowDecision プロパティ

次の表に、FlowDecision のプロパティと、デザイナーでのその使用方法を示します。これらのプロパティは、プロパティ グリッドまたはデザイナー画面で編集できます。

プロパティ名 必須 使用法

Condition

必須

フロー制御が使用するパスを決定する条件。

True

省略可

Condition が満たされた場合にフロー制御で使用されるパス。

False

省略可

Condition が満たされない場合にフロー制御で使用されるパス。

参照

概念

フローチャート アクティビティ デザイナー
FlowSwitch<T> アクティビティ デザイナー

その他のリソース

フローチャート アクティビティ デザイナー