既定では、Visual Studio はすべての拡張機能を読み込みます。 ただし、読み込まれる拡張機能をユーザー単位で制限できます。
Visual Studio のほとんどの拡張機能はユーザー単位の拡張機能であり、それぞれがシステムの特定のユーザーに対してのみ適用されます。 ユーザー単位の拡張機能は %LocalAppData%\Microsoft\VisualStudio\Visual Studio version\Extensions\Company\Product\Version\ にインストールされます。
管理者権限を持つユーザーの拡張機能は、すべてのユーザーに適用され、 \Visual Studio installation folder\Common7\IDE\Extensions\Company\Product\Version\ にインストールされます。 このドキュメントで説明するオプションは、管理者権限を持つユーザーの拡張機能には影響しません。
ユーザー単位の拡張機能の制限
エラーや悪意のあるコードを含む可能性がある拡張機能からシステムを守るために、Visual Studio が標準のユーザー権限で実行されている場合のみすべてのユーザー単位の拡張機能を読み込むように制限できます。 これは、Visual Studio が管理者のユーザー権限で実行されている場合、ユーザー単位の拡張機能は無効になることを意味します。
ユーザー単位の拡張機能の読み込みを制限するには
[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
[環境] ノードで、[拡張機能マネージャー] をクリックします。
[管理者として実行しているときにユーザー単位拡張機能を読み込む] をオフにします。
注意
このオプションは、レジストリ キー HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\VisualStudio\10.0\ExtensionManager "EnableAdminExtensions"=0x00000000 を設定することで、プログラムによって設定できます。
ユーザー単位の拡張機能の無効化
レジストリ キー HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\VisualStudio\10.0\ExtensionManager "DisableUserExtensions"=0x00000001 を設定することで、すべてのユーザーのユーザー単位の拡張機能をすべて無効にできます。