ListObjectExtensions.HasVstoObject メソッド (ListObject, Factory)

2011-08-09

ドキュメントレベルのカスタマイズ内で現在の Microsoft.Office.Interop.Excel.ListObject オブジェクトに対して Microsoft.Office.Tools.Excel.ListObject ホストコントロールが作成されているかどうかを示す値を返します。プロジェクト内の Globals.Factory オブジェクトを factory パラメーターに渡します。

名前空間: Microsoft.Office.Tools.Excel.Extensions
アセンブリ: Microsoft.Office.Tools.Excel.v4.0.Utilities (Microsoft.Office.Tools.Excel.v4.0.Utilities.dll 内)

構文

'宣言
<ExtensionAttribute> _
Public Shared Function HasVstoObject ( _
    listObject As ListObject, _
    factory As Factory _
) As Boolean

public static bool HasVstoObject(
    this ListObject listObject,
    Factory factory
)

パラメーター

listObject
型: Microsoft.Office.Interop.Excel.ListObject
テストするネイティブなリストオブジェクト。このパラメーターは手動で指定しないでください。このパラメーターは、Excel リストオブジェクトでこのメソッドを呼び出したときに、ランタイムによって指定されます。

factory
型: Microsoft.Office.Tools.Excel.Factory
ドキュメントレベルのカスタマイズ内で特定の機能へのアクセスを提供するオブジェクト。Globals.Factory オブジェクトをこのパラメーターに渡します。

戻り値

型: System.Boolean
現在の Microsoft.Office.Interop.Excel.ListObject オブジェクトに対して Microsoft.Office.Tools.Excel.ListObject ホストコントロールが作成されている場合は true。それ以外の場合は false。

使用上の注意

Visual Basic および Visual C# では、このメソッドを、ListObject 型のオブジェクトのインスタンスメソッドとして呼び出すことができます。インスタンスメソッド構文を使用してこのメソッドを呼び出す場合は、最初のパラメーターを省略します。詳細については、「拡張メソッド (Visual Basic)」または「拡張メソッド (C# プログラミングガイド)」を参照してください。

解説

ドキュメントレベルのカスタマイズでは、このメソッドの呼び出しを行う Microsoft.Office.Interop.Excel.ListObject オブジェクトが現在のカスタマイズで Microsoft.Office.Tools.Excel.ListObject ホストコントロールの基になるオブジェクトの場合に限り、このメソッドは true を返します。それ以外の場合、このメソッドは false を返します。

このメソッドは、.NET Framework 3.5 から .NET Framework 4 に対象を変更する Office プロジェクトとの下位互換性のために用意されています。 .NET Framework 4 を対象とするプロジェクトでは、プロジェクトの Globals.Factory オブジェクトが提供する HasVstoObject メソッドを呼び出す必要があります。詳細については、「ドキュメントレベルのカスタマイズにおけるネイティブな Office オブジェクトからの拡張オブジェクトの取得」を参照してください。