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インポート デザイナーを使用する方法

インポート デザイナーを使用すると、式で使用する型の名前空間を入力できます。Visual Basic .NET および C# の Imports キーワードや using キーワードと同様に、インポート デザイナーで名前空間を指定すると、式に完全修飾型名を入力することなく、簡単に型名を入力できます。

インポート デザイナーでは、UI での変更とワークフローの保存時に行われる変更の両方に応じて処理を行います。ワークフローの保存時に、インポート デザイナーに名前空間を自動的に追加できます。追加できる名前空間には、次のようなものがあります。

  • 変数および引数の宣言で使用されている型の名前空間。

  • 式で使用されている型の名前空間。

  • ワークフローをシリアル化するために必要な、上記以外の名前空間 (ワークフロー内で削除されたカスタム アクティビティで使用した名前空間など)。

ワークフローを保存すると、手動で削除したいくつかの名前空間がインポート デザイナーに自動的に再度追加されることがあります。これは、上記の一覧で説明したロジックによるものです。

名前空間をインポートされた名前空間の一覧に追加するには

  1. WCF ワークフロー サービス アプリケーション、ワークフロー コンソール アプリケーション、Visual Studio 2010 のアクティビティ ライブラリ プロジェクト、または再ホストされたワークフロー アプリケーションのアクティビティ ライブラリ プロジェクトを開きます。

  2. メイン キャンバスの下部にある [インポート] をクリックします。インポート デザイナーが表示されます。

  3. 名前空間を入力するか、インポート デザイナーの上部にあるドロップダウン リスト コントロールから名前空間を選択します。

    入力すると、入力した文字に一致する有効な名前空間の一覧が表示されます。

  4. Enter キーを押して、名前空間を一覧に追加します。

  5. 一覧から名前空間を削除するには、名前空間を選択し、キーボードの Del キーを押します。