プロジェクトに .bsc ファイルを作成すると、自動的にシンボル参照の表示を利用できるようになります。 プロジェクトで利用できるシンボル参照を、別のプロジェクトで使用することもできます。 たとえば、別のプロジェクトからヘッダー ファイルをインクルードすると、.h ファイルをもともとビルドしたプロジェクトのシンボル参照を表示できます。
プロジェクトで利用できる .bsc ファイル内のシンボル参照を作成するには、3 つの方法があります。 いずれの方法でも、複数の .bsc ファイルを追加できます。
注意
ソリューション エクスプローラーに .bsc ファイルを表示するには、[ドキュメント] プロパティ ページの [その他のファイルをソリューション エクスプローラーに表示] チェック ボックスをオンにする必要があります。 このプロパティ ページを表示するには、[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
.bsc ファイルを開くには
[ファイル] メニューの [開く] をクリックし、.bsc ファイルを開きます。
ソリューションを再読み込みするまで、あるいはソリューション エクスプローラーかオブジェクト ブラウザーから .bsc ファイルを削除するまでは、.bsc ファイルをソリューションのすべてのプロジェクトで利用できます。
プロジェクトに .bsc ファイルを追加するには
ソリューション エクスプローラーでプロジェクト ノードを右クリックし、ショートカット メニューの [既存項目の追加] をクリックします。
.bsc ファイルを表示し、プロジェクトに追加します。
.bsc ファイルは、.bsc ファイルを追加したプロジェクトだけで利用できます。 次回プロジェクトを開いたときに .bsc ファイルを利用できるように、プロジェクトを保存します。 .bsc ファイルはソリューション エクスプローラーから削除できます。
オブジェクト ブラウザーに .bsc ファイルを追加するには
オブジェクト ブラウザーの [カスタマイズ] ボタンをクリックし、目的の .bsc ファイルを表示します。
[カスタマイズ] ボタンを使ってオブジェクト ブラウザーに .bsc ファイルを追加すると、どのソリューションを開いてもすべてのプロジェクトで .bsc ファイルを利用できます。 この設定は、複数の Visual Studio セッションにわたって永続的です。
それぞれのメソッドで参照されている .bsc ファイルが [オブジェクト ブラウザー] に表示されます。