LBS_WANTKEYBOARDINPUT スタイルを持つリスト ボックスが、WM_CHAR メッセージに応答して、そのオーナーに WM_CHARTOITEM メッセージを送信するときに、呼び出されます。
afx_msg int OnCharToItem(
UINT nChar,
CListBox* pListBox,
UINT nIndex
);
パラメーター
nChar
押されたキーの値を指定します。pListBox
リスト ボックスへのポインターを指定します。 一時的なポインターでもかまいません。nIndex
現在のカレット位置を指定します。
戻り値
呼び出しに応答してアプリケーションが実行する動作を指定するために、フレームワークによって呼び出されます。 戻り値が -2 の場合は、アプリケーションが項目の選択を完了し、リスト ボックスでそれ以上の動作が必要ないことを示します。 戻り値が -1 の場合は、リスト ボックスがキーストロークに応じて既定の動作を実行する必要があることを示します。 戻り値が 0 以上の場合は、その値はリスト ボックスの項目の 0 から始まるインデックス番号を意味し、リスト ボックスがその項目でのキーストロークに応じて既定の動作を実行することを示します。
解説
注意
このメンバー関数は、アプリケーションが Windows メッセージを処理できるようにするためにフレームワークによって呼び出されます。 この関数に渡されるパラメーターの値は、フレームワークがメッセージ受信時に受け取ったパラメーターの値に基づいています。 この関数の基本クラスの実装を呼び出した場合は、関数に渡したパラメーターではなく、メッセージと共に渡されたパラメーター自体が使用されます。
必要条件
**ヘッダー:**afxwin.h