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方法 : 列の Null オプションを変更する

テーブル内の各列に対して、null 値の使用を許可するかどうかを指定できます。 NULL 値はゼロ (0) や空白と同じではありません。NULL とは、何も入力されていないことを意味します。 NULL がある場合は、通常、値が未知または不定であることを示しています。 たとえば、titles テーブルの price フィールドが null 値である場合は、その本に価格がないということではなく、価格がわからないか、まだ設定されていないことを示します。

null 値が許可されていない場合は、テーブルにデータを入力するユーザーがそのフィールドに値を入力しないと、データベースでそのレコードが受け付けられません。

注意

主キー列ではこのプロパティを変更できません。 また、ID 列に NULL 値を設定することはできません。 つまり、[IDENTITY] 設定が [はい] であり、[Null を許容] 設定も [はい] になるように列を作成または変更することはできません。

注意

実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定またはエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。

列の null オプションを変更するには

  1. サーバー エクスプローラーで、変更する null オプションを持つテーブルを右クリックし、[テーブル定義を開く] をクリックします。

    テーブルがテーブル デザイナーで表示されます。

  2. 列をクリックし、[列のプロパティ] タブの [Null を許容] チェック ボックスをオフにするかオンにします。

グリッド セルの外側をクリックするか、Tab キーを使って別のグリッド セルに移動すると、[Null を許容] チェック ボックスの新しい値がテーブル デザイナーの列に適用されます。 テーブル デザイナーで変更を保存すると、その値がデータベースに反映されます。

参照

参照

Column プロパティ

その他の技術情報

列の使用