作業項目フォームに Web コンテンツまたは HTML コンテンツを追加するには、種類の定義 XML ファイルをエクスポートし、FORM セクションに WebpageControl を追加します。 XML ファイルを変更し、インポートした後、更新された作業項目の種類の Web コンテンツの表示を確認できます。
次のいずれかの方法で、表示する Web コンテンツを指定できます。
Web ページの URL
作業項目に対して定義されている 1 つ以上のフィールド値に基づいて実行時に動的に決定される URL パス
HTML コンテンツ
作業項目フォームへの Web コンテンツの追加に使用する要素の構文構造については、「WebpageControlOptions XML 要素のリファレンス」および「Link および Param XML 要素のリファレンス」を参照してください。
トピック目次
作業項目の種類の定義ファイルをエクスポートして開く
定義ファイルの FORM セクションへの Web コンテンツの追加
作業項目フォームでの Web ページまたは HTML コンテンツの表示の確認
必要なアクセス許可
この手順を実行するには、Team Foundation 管理者グループのメンバーであるか、またはプロジェクトのプロジェクト管理者グループのメンバーである必要があります。 詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
作業項目の種類の定義ファイルをエクスポートして開く
作業項目の種類の定義ファイルをエクスポートして開くには
実行するカスタマイズのスコープに基づいて、次のいずれかの手順を実行します。
単一のプロジェクトの作業項目の種類を変更する場合:
witadmin exportwitd を実行して、変更する作業項目の種類の XML ファイルをエクスポートします。 詳細については、「既存のプロジェクトから作業項目の種類をエクスポートおよびインポートする」を参照してください。
Visual Studio の [ファイル] をクリックし、[開く] をクリックして、[ファイル] をクリックします。
[ファイルを開く] ダイアログ ボックスが表示されます。
[探す場所] で、ファイルをエクスポートした場所に移動します。
作業項目の種類を変更してプロセス テンプレートをカスタマイズする場合:
プロセス テンプレートをダウンロードした場所を検索します。
更新する作業項目の種類の XML ファイルを選択し、[開く] をクリックします。 改行コードに関する質問が表示されたら、[いいえ] をクリックします。
定義ファイルの FORM セクションへの Web コンテンツの追加
作業項目フォームに Web コンテンツを追加するには
XML ファイルの <TabGroup> セクションを探します。 Links や File Attachments などの項目に対して <Tab> 要素があることを確認します。各 <Tab> 要素には、対応するコントロールを表示する <Control> 要素が含まれます。
<Tab Label="Links"> <Control Type="LinksControl" /> </Tab> <Tab Label="File Attachments"> <Control Type="AttachmentsControl" /> </Tab>
作業項目フォームに表示する Web コンテンツまたは HTML コンテンツを格納する新しい <Tab> 要素を追加します。 Web コンテンツの定義方法に基づいて、ファイルの <TabGroup> セクションに次のコードをコピーします。
Web ページの URL を指定するには:
<Tab Label="Tab Label"> <Group> <Column PercentWidth="100"> <Control Type="WebpageControl" Name="Webpage" Label=" Name of Web Page" LabelPosition="Top" Dock="Fill"> <WebpageControlOptions AllowScript="false"> <Link UrlRoot="URL of Web Page" /> </WebpageControlOptions> </Control> </Column> </Group> </Tab>
Tab Label および URL of Web Page を、作業項目フォームに表示する情報に置き換えます。
実行時に決定される動的な URL を指定するには:
<Tab Label="Tab Label"> <Group> <Column PercentWidth="100"> <Control Type="WebpageControl" Name="Webpage" Label=" Name of Web Page" LabelPosition="Top" Dock="Fill"> <WebpageControlOptions AllowScript="false"> <Link UrlRoot="URL of Web Page" URLPath="URL path with parameters > <Param index="0" value="Param Value 0"/> <Param index="1" value="Param Value 1"/> <Param index="2" value="Param Value 2"/> </Link> </WebpageControlOptions> </Control> </Column> </Group> </Tab>
Tab Label、URL of Web Page、URL path with parameters、Param Value 0、1、および 2 を、作業項目フォームに表示する情報に置き換えます。
HTML コンテンツを指定するには:
<Tab Label="Tab Label"> <Group> <Column PercentWidth="100"> <Control Type="WebpageControl"> <Content> <![CDATA[HTML Content]]> </Content> </Control> </Column> </Group> </Tab>
Tab Label および HTML Content を、作業項目フォームに表示する情報に置き換えます。
注意
最適な結果を得るには、すべてのコントロールまたはグループを 1 つの列に表示する必要があります。その場合、その列がフォームの幅全体に広がることもあります。 また、すべての列を 1 つのグループとして表示する必要があります。その場合、そのグループに表示されるラベルまたは境界がないこともあります。
ツール バーの [上書き保存] をクリックして、XML ファイルへの変更を保存します。
新しい作業項目の種類を単一のプロジェクトにインポートする方法については、「既存のプロジェクトから作業項目の種類をエクスポートおよびインポートする」を参照してください。 作業項目の種類をプロセス テンプレートに追加するには、「プロセス テンプレートへの作業項目の種類定義の追加」を参照してください。
作業項目フォームでの Web ページまたは HTML コンテンツの表示の確認
作業項目フォームに対して行った変更を確認するには
チーム エクスプローラーで、変更した作業項目の種類の定義を含むチーム プロジェクトのノードを右クリックし、[最新の情報に更新] をクリックします。
先ほどインポートした変更を含む、最新の更新情報がサーバーからダウンロードされます。 [作業項目] ノードが最新の情報に更新されるまで数秒待ちます。 読み込み中のノードには、"処理中" と表示されます。
[作業項目] ノードを右クリックし、[作業項目の追加] をポイントして、変更した作業項目の種類をクリックすることにより、その作業項目の種類を使用する作業項目を作成します。
作業項目は、変更した作業項目の種類から作成されます。
追加した新しいタブに Web ページまたは HTML コンテンツが表示されることを確認します。
[閉じる] をクリックして、新しい作業項目を閉じます。 作業項目を保存するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[いいえ] をクリックします。