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ワークフロー デバッガーを呼び出す方法

ほとんどの場合、他の Visual Studio プログラミング言語で書かれたプログラムをデバッグするときと同じようにして、ワークフローをデバッグすることができます。ワークフロー デバッガーは、次の方法で開始できます。

  • [デバッグ] メニューの [プロセスにアタッチ] をクリックして、ワークフロー インスタンスの実行中のホスト プロセスを選択します。この手順は、マネージ コードのホスト プロセスへのアタッチと同じです。

  • F5 キーを押して、ワークフローのインスタンスの実行を開始するか、ブレークポイントのヒット後に実行を続けます。

コードのステップ実行

  • ステップ イン: F11 キーを使ってアクティビティにステップ インできます。デバッガーは、任意の定義済みハンドラーにステップ インします。ハンドラーが定義されていない場合は、アクティビティをステップ オーバーするか、(他のアクティビティを含む) 複合アクティビティの場合には、実行される最初のアクティビティにステップ インします。

  • ステップ アウト: Shift キーを押しながら F11 キーを押してアクティビティからステップ アウトできます。アクティビティからステップ アウトすると、現在のアクティビティとすべての兄弟アクティビティは最後まで実行されます。その後、デバッガーは現在のアクティビティの親で停止します。コード ハンドラーからステップ アウトするとき、デバッガーはハンドラーに関連付けられたアクティビティで停止します。

  • ステップ オーバー: F10 キーを使ってアクティビティをステップ オーバーできます。複合アクティビティをステップ オーバーするときは、デバッガーが、複合アクティビティの最初の実行可能な子で停止します。複合ではないアクティビティ (Assign アクティビティなど) をステップ オーバーするときは、デバッガーが、そのアクティビティおよび関連するハンドラーを実行して、次のアクティビティで停止します。実行されるアクティビティが複合アクティビティの最後の子アクティビティである場合、デバッガーは、それを実行した後に親アクティビティで停止します。

F5 キーを使ったデバッグ

  • ワークフロー コンソール アプリケーション プロジェクトを構築する場合は、F5 キーを押すだけで、アプリケーションおよびワークフローのデバッグを開始できます。アクティビティ ライブラリを単独で構築する場合は、実行可能なホスト アプリケーションをスタートアップ プロジェクトとして用意する必要があります。ソリューション エクスプローラーでスタートアップ プロジェクトを設定するには、ホストのプロジェクト名を右クリックして [スタートアップ プロジェクトに設定] をクリックします。

参照

処理手順

ワークフロー内にブレークポイントを設定する方法

その他のリソース

ワークフロー デザイナーを使用したワークフローのデバッグ