[メモリ] タブを使用すると、プロセスによるメモリの使用状況を表示できます。 [プロセス プロパティ] ダイアログ ボックスを表示するには、プロセス ビュー ウィンドウにフォーカスを移動します。 ツリーで任意のプロセス ノードを選択し、[表示] メニューの [プロパティ] をクリックします。
[メモリ] タブには、次の項目があります。
項目 |
説明 |
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[仮想空間サイズ] |
プロセスが使用している仮想アドレス空間の現在のサイズ (バイト単位) です。 仮想アドレス空間が使用されていても、ディスク メモリ ページまたはメイン メモリ ページも使用されているとは限りません。 ただし、仮想空間は有限なので、使用量が多すぎると、ライブラリを読み込むプロセスの能力が制限されることがあります。 |
[ピーク時の仮想空間サイズ] |
プロセスが一度に使用した仮想アドレス空間の最大バイト数です。 |
[作業セット サイズ] |
プロセス内のスレッドが最後に参照したメモリ ページのセットです。 コンピューターの空きメモリがしきい値を上回る場合、ページは使用中でなくてもプロセスの作業セットに残されます。 空きメモリがしきい値を下回る場合、ページは作業セットから削除されます。 削除されたページが必要な場合、ページはメイン メモリから出る前に作業セットに戻されます。 |
[ピーク時の作業セット サイズ] |
任意の時点におけるこのプロセスの作業セット内のページの最大数です。 |
[ページ プール サイズ] |
プロセスが割り当てたページ プールの現在のサイズです。 ページ プールはシステム メモリ領域であり、オペレーティング システム コンポーネントが指定されたタスクを実行する際に、ここで必要な領域を確保します。 ページ プール ページは、長時間システムによってアクセスされない場合には、ページング ファイルにページ アウトできます。 |
[非ページ プール サイズ] |
プロセスが割り当てた非ページ プールの現在のバイト数です。 非ページ プールはシステム メモリ領域であり、オペレーティング システム コンポーネントが指定されたタスクを実行する際に、ここで必要な領域を確保します。 非ページ プール ページはページング ファイルにページ アウトできません。割り当てられている間は、メイン メモリに残ります。 |
[プライベート ページ サイズ] |
このプロセスが割り当てた、他のプロセスと共有できない現在のバイト数です。 |
[空き容量] |
このプロセスの使用されていない合計仮想アドレス空間です。 |
[予約容量] |
このプロセスが将来使用できるように予約されている仮想メモリの合計サイズです。 |
[空きイメージ容量] |
このプロセス内のイメージによって使用または予約されていない仮想アドレス空間のサイズです。 |
[予約イメージ容量] |
このプロセス内で実行されるイメージによって予約されているすべての仮想メモリの合計サイズです。 |