Visual Studio を使用して、いつでもバグを送信できます。 このバグに情報を手動でアタッチしたり、他の作業項目にリンクしたりできます。 Visual Studio を使用してバグを送信する場合、テストの実行時に収集されたデータは自動的には追加されません。この点が、テスト ランナーまたは Microsoft テスト マネージャー を使用してバグを作成する場合と異なります。 これらのメソッドの詳細については、「バグの送信」を参照してください。
Microsoft テスト マネージャー に切り替えなくても、Visual Studio からバグを送信できます。 たとえば、アドホック テストを実行してバグを検出したり、テスト中のアプリケーションに関するディスカッションで不適切な動作に気付いたりすることがあります。 また、[テストの実行] ウィンドウから特定のテスト結果に関するバグを作成することや、テスト結果を既存の作業項目にリンクさせることもできます。
Microsoft Visual Studio を使用してバグを送信するには
チーム エクスプローラー ビューを開いて Team Foundation Server に接続するために、[ツール] をクリックし、[Team Foundation Server に接続] をポイントします。 サーバーの一覧からサーバーを選択します。
Team Foundation Server への接続方法の詳細については、「How to: Connect to a Team Project in Team Foundation Server」を参照してください。
特定のチーム プロジェクトに接続するために、チーム プロジェクトを選択し、[接続] をクリックします。
バグを作成するために、[作業項目] を右クリックし、[作業項目の追加] をクリックして、[バグ] をポイントします。
[新しいバグ] タブが表示されます。
[タイトル] に適切なタイトルを入力します。
[区分] をクリックして、このバグに応じたチーム プロジェクトの区分を選択します。
[イテレーション] をクリックして、このバグに応じたイテレーションを選択します。
(省略可能) このバグに割り当てるユーザーを選択する場合は、[担当者] をクリックします。
(省略可能) このバグの状態を既定のアクティブ状態から変更する場合は、[状態] をクリックします。
(省略可能) このバグの理由を入力する場合は、[理由] をクリックします。
[優先度] をクリックして、このバグに優先度を割り当てます。
[重大度] をクリックして、このバグに重大度を割り当てます。
[詳細] をクリックして、このバグを再作成するための詳細情報を入力します。
(省略可能) システム情報を入力する場合は、[システム情報] をクリックします。
(省略可能) このバグを特定のテスト ケースにリンクする場合は、[テスト ケース] をクリックします。 [追加] をクリックし、[参照] をクリックして、このバグにリンクするテスト ケースを指定します。
(省略可能) このバグに添付ファイルを追加する場合は、[添付ファイル] をクリックします。 任意のファイルを追加できます。 たとえば、ビデオ記録ファイル、スクリーン ショット ファイル、ログ ファイルなどを追加できます。
ツール バーの [上書き保存] をクリックして、バグを保存します。
テスト結果からバグを作成するには
目的のテスト結果を含むテストの実行を開きます。
[テスト] メニューの [ウィンドウ] をポイントし、[テストの実行] をクリックします。
[テストの実行] ウィンドウの [接続] ボックスで、下向きの矢印をクリックし、[テストの実行に接続] をクリックします。
[コントローラーまたはローカルの結果に接続] ダイアログ ボックスで、リモート コントローラーまたはローカル ディレクトリを選択し、[OK] をクリックします。
注意
ローカル ディレクトリを選択した場合は、[参照] をクリックして適切な TestResults フォルダーを見つけます。 既定では、ローカルで実行されたテストの結果は、Visual Studio 2010\Projects\プロジェクト名\TestResults に保存されます。
- [テストの実行] ウィンドウで、テストの実行をダブルクリックして、その実行の結果を [テスト結果] ウィンドウで開きます。
注意
使用できるテストの実行の数は、保存できるテストの実行の数を制限する [オプション] ダイアログ ボックスの設定によって決まります。
[テスト結果] ウィンドウで、作業項目を作成するテストを右クリックし、[作業項目の作成] をクリックします。
[まだ発行されていないテストの実行] メッセージ ボックスで、[はい] をクリックして、テスト結果を発行します。 テストの実行は、発行すると、作業項目に使用できるようになります。
[テスト結果の発行] ダイアログ ボックスで、発行するテストの実行を選択し、[OK] をクリックします。
使用できるテストの実行の数は、保存されるテストの実行の数を制限する [オプション] ダイアログ ボックスの設定によって決まります。
テストの実行対象となったビルドを選択し、[ビルド フレーバー] を選択し、[OK] をクリックします。
作業項目フォームに入力し、ツール バーの [作業項目の保存] をクリックします。
作業項目がチーム プロジェクトに追加され、テスト結果ファイルへのリンクが [添付ファイル] タブに表示されます。 添付ファイルを開くと、テスト結果が [テスト結果] ウィンドウで開きます。
テスト結果を既存のバグにリンクするには
目的のテスト結果を含むテストの実行を開きます。
[テスト] メニューの [ウィンドウ] をポイントし、[テストの実行] をクリックします。
[テストの実行] ウィンドウの [接続] ボックスで、下向きの矢印をクリックし、[テストの実行に接続] をクリックします。
[コントローラーまたはローカルの結果に接続] ダイアログ ボックスで、リモート コントローラーまたはローカル ディレクトリを選択し、[OK] をクリックします。
注意
ローカル ディレクトリを選択した場合は、[参照] をクリックして適切な TestResults フォルダーを見つけます。 既定では、ローカルで実行されたテストの結果は、Visual Studio 2010\Projects\プロジェクト名\TestResults に保存されます。
[テストの実行] ウィンドウで、テストの実行をダブルクリックして、その実行の結果を [テスト結果] ウィンドウで開きます。
テストの実行を右クリックし、[作業項目に追加] をクリックします。
[まだ発行されていないテストの実行] メッセージ ボックスで、[はい] をクリックして、テスト結果を発行します。 テストの実行は、発行すると、作業項目に使用できるようになります。
[テスト結果の発行] ダイアログ ボックスで、作業項目のリンク先として設定するテストの実行を選択します。テストの実行対象となったビルドを選択し、[ビルド フレーバー] を選択し、[OK] をクリックします。
使用できるテストの実行の数は、保存されるテストの実行の数を制限する [オプション] ダイアログ ボックスの設定によって決まります。
[作業項目ピッカー] で、作業項目を検索してクリックし、[OK] をクリックします。
作業項目がチーム プロジェクトに追加され、テスト結果ファイルへのリンクが [添付ファイル] タブに表示されます。 添付ファイルを開くと、テスト結果が [テスト結果] ウィンドウで開きます。