集約では、外側の IUnknown へのポインターを内部オブジェクトに渡すことによって、IUnknown 呼び出しの処理を代行させます。
集約オブジェクトを作成するには
クラス オブジェクトに IUnknown ポインターを追加し、コンストラクターで IUnknown ポインターを NULL に初期化します。
FinalConstruct をオーバーライドして、集約を作成します。
手順 1 で定義した IUnknown ポインターを COM_INTERFACE_ENTRY_AGGREGATE マクロの 2 番目のパラメーターとして使用します。
FinalRelease をオーバーライドして、IUnknown ポインターを解放します。
注意
FinalConstruct の中で集約オブジェクトのインターフェイスを使用したり解放したりする場合は、クラス オブジェクトの定義に DECLARE_PROTECT_FINAL_CONSTRUCT マクロを追加する必要があります。