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方法 : DataRepeater コントロールに項目ヘッダーを表示する (Visual Studio)

DataRepeater コントロールの項目ヘッダーは、DataRepeaterItem が選択されていることを示すビジュアル インジケーターです。 LayoutStyle プロパティが Vertical (既定値) に設定されている場合、項目ヘッダーは各項目の左に表示されます。 LayoutStyle プロパティが Horizontal に設定されている場合、項目ヘッダーは各項目の上に表示されます。

項目を初めて選択したとき、項目ヘッダーは SelectionColor プロパティで指定されている色で表示され、白い矢印アイコンが表示されます。

注意

SelectionColorWhite に設定した場合は、項目を初めて選択したときに選択記号は表示されません。

DataRepeaterItem 内のフィールドがフォーカスを得ると、項目ヘッダーの色が ItemTemplate の背景色に変更され、矢印アイコンが黒に変わります。 データが変更されると、項目ヘッダーに鉛筆の記号が表示されます。

項目ヘッダーの既定の幅 (LayoutStyle プロパティが Horizontal に設定されている場合は高さ) は 15 ピクセルです。 この幅は、ItemHeaderSize プロパティを設定して変更できます。

注意

ItemHeaderSize プロパティが 11 未満の値に設定されている場合、項目ヘッダー内のインジケーター記号は表示されません。

ItemHeaderVisible プロパティを False に設定することによって、項目ヘッダーを非表示にできます。 ItemHeaderVisibleFalse に設定した場合、項目が選択されていることを示すものは、DataRepeaterItem の境界線を囲む点線のみです。

注意

DataRepeater コントロールの DrawItem イベントで DataRepeaterItemIsCurrent プロパティを監視することによって、独自の選択インジケーターを設定することもできます。 詳細については、「IsCurrent」を参照してください。

項目ヘッダーの外観を変更するには

  1. Windows フォーム デザイナーで、DataRepeater コントロールの下部領域を選択します。

    注意

    コントロールの下部領域を選択する必要があります。 項目テンプレート セクションを選択すると、[プロパティ] ウィンドウに異なるプロパティ一式が表示されます。

  2. [プロパティ] ウィンドウで、SelectionColor プロパティを使用して項目ヘッダーの色を変更します。

    注意

    SelectionColorWhite に設定した場合は、項目を初めて選択したときに選択記号は表示されません。

  3. ItemHeaderSize プロパティを使用して、項目ヘッダーの幅 (または高さ) を変更します。

    注意

    ItemHeaderSize プロパティが 11 未満の値に設定されている場合、項目ヘッダー内のインジケーター記号は表示されません。

項目ヘッダーを非表示にするには

  1. Windows フォーム デザイナーで、DataRepeater コントロールの下部領域を選択します。

    注意

    コントロールの下部領域を選択する必要があります。 項目テンプレート セクションを選択すると、[プロパティ] ウィンドウに異なるプロパティ一式が表示されます。

  2. [プロパティ] ウィンドウで、ItemHeaderVisible プロパティを False に設定します。

    DataRepeater 内で項目が選択されていることを示すものは、DataRepeaterItem の境界線を囲む点線のみです。

参照

処理手順

方法 : DataRepeater コントロールの外観を変更する (Visual Studio)

方法 : DataRepeater コントロールのレイアウトを変更する (Visual Studio)

DataRepeater コントロールのトラブルシューティング (Visual Studio)

参照

DataRepeater

概念

DataRepeater コントロールの概要 (Visual Studio)