次の方法で共有


方法 : XAML で宣言されたシンボルの名前を変更する

XAML で宣言されたシンボルの名前は、WPF Designer for Visual Studio を使用して変更できます。 XAML で宣言されたクラスの x:Class 定義も変更できます。

注意

Visual Basic には、Visual C# のような既定のリファクター機能はありません。

XAML で宣言されたシンボルの名前を変更するには

  1. Visual C# で WPFApplication1 という名前の新しい WPF アプリケーション プロジェクトを作成します。 詳細については、「方法 : 新しい WPF アプリケーション プロジェクトを作成する」を参照してください。

    WPF デザイナーで MainWindow.xaml が開きます。

  2. XAML ビューで、既定の <Grid> 要素を次のマークアップに置き換えます。

    <Grid x:Name="grid1">
    </Grid>
    
  3. XAML ビューを右クリックし、コンテキスト メニューの [コードの表示] をクリックします。

    コード エディターで、分離コード ファイルが開きます。

  4. コード エディターで、次の行を MainWindow クラス コンストラクターに挿入します。

    this.grid1.AllowDrop = true;
    
  5. grid1 を右クリックし、コンテキスト メニューの [リファクター] をポイントして、[名前の変更] をクリックします。

    [名前の変更] ダイアログ ボックスが表示されます。

  6. [新しい名前] ボックスに「_grid」と入力し、[OK] をクリックします。

    [変更のプレビュー - 名前の変更] ダイアログ ボックスが表示されます。

  7. [適用] をクリックします。

    シンボル grid1 の名前が _grid に変更されます。

  8. _grid を右クリックし、コンテキスト メニューの [定義へ移動] をクリックします。

    XAML ビューが開き、_grid という名前の <Grid> 要素にカーソルが置かれます。

x:Class 定義を変更するには

  1. プロジェクトに WPF ユーザー コントロール アイテムを追加します。 このコントロールに UserControl1.xaml という名前を付けます。 詳細については、「方法 : 新しい項目を WPF プロジェクトに追加する」を参照してください。

  2. XAML ビューを右クリックし、コンテキスト メニューの [コードの表示] をクリックします。

    コード エディターで、分離コード ファイルが開きます。

  3. UserControl1 クラス名を強調表示し、右クリックします。 コンテキスト メニューの [リファクター] をポイントし、[名前の変更] をクリックします。

    [名前の変更] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [新しい名前] ボックスに「MediaElement」と入力し、[OK] をクリックします。

    [変更のプレビュー - 名前の変更] ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. [適用] をクリックします。

  6. MediaElement クラス名を右クリックし、コンテキスト メニューの [定義へ移動] をクリックします。

    一致した 2 つの結果が [シンボルの検索結果] ウィンドウに表示されます。

  7. [シンボルの検索結果] ウィンドウで、UserControl1.xaml ファイルに対する一致項目をダブルクリックします。

  8. XAML ビューが開き、<UserControl> 要素にキャレットが置かれます。 x:Class への代入は、x:Class="WpfApplication1.MediaElement" となっています。

参照

参照

名前の変更リファクタリング (C#)

リファクタリングと [名前の変更] ダイアログ ボックス (Visual Basic)