四角形領域を強調表示します。
BOOL HighlightRect(
CRect rect,
int nPercentage = -1,
COLORREF clrTransparent = (COLORREF)-1,
int nTolerance = 0,
COLORREF clrBlend = (COLORREF)-1
);
パラメーター
[入力] rect
強調表示する四角形領域。[入力] nPercentage
強調表示の透明度を示す割合。[入力] clrTransparent
透過色。[入力] nTolerance
色の許容範囲を示す 0 ~ 255 の整数。[入力] clrBlend
ブレンドのベース カラー。
戻り値
このメソッドが成功した場合は TRUE。それ以外の場合は FALSE。
解説
nPercentage に 0 ~ 99 の整数を指定すると、HighlightRect はアルファ ブレンド アルゴリズムを使用します。 アルファ ブレンドの詳細については、「アルファ ブレンドの直線と塗りつぶし」を参照してください。 nPercentage を -1 に設定すると、このメソッドは既定の強調表示レベルを使用します。 nPercentage が 100 の場合、このメソッドは何も実行せず TRUE を返します。
このメソッドは nTolerance パラメーターを使用して、四角形領域を強調表示するかどうかを決定します。 四角形を強調表示するには、アプリケーションの背景色と clrTransparent の差異を、各色要素 (赤、緑、および青) の nTolerance 未満にする必要があります。
必要条件
**ヘッダー:**afxdrawmanager.h