AdornerLayout クラス

2011-08-09

DesignerView で装飾のレイアウトを実行します。

継承階層

System.Object
Microsoft.Windows.Design.Interaction.AdornerLayout

名前空間: Microsoft.Windows.Design.Interaction
アセンブリ: Microsoft.Windows.Design.Interaction (Microsoft.Windows.Design.Interaction.dll 内)

構文

'宣言
Public MustInherit Class AdornerLayout

public abstract class AdornerLayout

public ref class AdornerLayout abstract

[<AbstractClass>]
type AdornerLayout =  class end

public abstract class AdornerLayout

AdornerLayout 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。

コンストラクター

	名前	説明
	AdornerLayout	AdornerLayout クラスの新しいインスタンスを初期化します。

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メソッド

	名前	説明
	AdornerPropertyChanged	AdornerProperties クラスに格納されているプロパティの 1 つが変更されると、装飾レイアウトで呼び出されます。
	Arrange	指定した装飾のレイアウト配置を実行します。
	ArrangeChildren	AdornerPanel のレイアウト配置を実行します。
	Equals	指定した Object が、現在の Object と等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	EvaluateLayout	装飾が UI ツリー内に残っているかどうかを示す値を取得します。
	Finalize	オブジェクトがガベージコレクションにより収集される前に、そのオブジェクトがリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	IsAssociated	指定したモデルアイテムがこの装飾に関連付けられているかどうかを示す値を取得します。
	Measure	指定した装飾に対してレイアウトの測定を実行します。
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在のオブジェクトを表す文字列を返します。 (Object から継承されます。)

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解説

ほとんどの Windows Presentation Foundation (WPF) UI ツリーでは、レイアウトは Arrange メソッドと Measure メソッドを通じてトップダウンで行われます。装飾は、通常、直接の子または直接の親でない要素に対して相対的に配置されるので、このトップダウン方式を直接利用することはできません。複雑な装飾では、複数の要素の位置に基づいてサイズと位置を計算することが必要になる場合もありますが、このような処理は WPF では実行できません。

AdornerLayout クラスは、これを改善するために設計されています。 EvaluateLayout でレイアウトが更新されるたびに、AdornerLayout の EvaluateLayout メソッドが呼び出されます。このメソッドでは、装飾を再計測するか再配置するかを判断し、装飾の InvalidateMeasure メソッドまたは InvalidateArrange メソッドを適切に呼び出す必要があります。