AdornerResources クラス

XAML で使用できる一連のリソースの定義に使用されます。

継承階層

System.Object
  Microsoft.Windows.Design.Interaction.AdornerResources

名前空間:  Microsoft.Windows.Design.Interaction
アセンブリ:  Microsoft.Windows.Design.Interaction (Microsoft.Windows.Design.Interaction.dll 内)

構文

'宣言
Public NotInheritable Class AdornerResources

public static class AdornerResources

public ref class AdornerResources abstract sealed

[<AbstractClass>]
[<Sealed>]
type AdornerResources =  class end

public final class AdornerResources

AdornerResources 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。

メソッド

	名前	説明
	CreateResourceKey	指定した型とメンバー名に対するリソース キーを作成します。
	FindResource	指定したキーでリソースを検索します。
	Refresh	装飾リソース ディクショナリを更新します。
	RegisterResources	リソース ディクショナリを提供するコールバックを登録します。
	TryFindResource	指定したキーでリソースを検索します。

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解説

AdornerResources クラスは、SystemColors と似た方法で使用される静的クラスです。 リソース テーブルに格納された値は、ハイコントラストのようなユーザー補助機能が有効になると更新されます。

例

AdornerResources は、他の静的クラスと共に使用する必要があります。 この 2 番目のクラスには、次の例に示すように、リソース キーとリソース値用の静的で読み取り専用のパブリック プロパティが含まれている必要があります。

public static class MyColors {
    private static ResourceKey _foregroundKey = AdornerResources.CreateResourceKey(typeof(MyColors), "ForegroundKey");
    
    static MyColors() {
        AdornerResources.RegisterResources(delegate {
            return new MyColorsResources();
        });
    } 
    
    public static ResourceKey ForegroundKey {
        get { return _foregroundKey; }
    }
    
    public static Brush ForegroundBrush {
        get {
            return (Brush)AdornerResources.FindResource(ForegroundKey);
        }
    }
}

MyColorsResources クラスは、静的な MyColors プロパティにキー設定されたリソースを含むリソース ディクショナリです。 このディクショナリの値を動的にする必要がある場合、これらの値はプロパティへの静的なキーを使用しても取得できます。 XAML で MyColors を使用するには、次のようにします。

Rectangle Fill = "{DynamicResource {x:Static MyColors.ForegroundKey}}"

スレッド セーフ

この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバーは、スレッド セーフです。 インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

参照

参照

Microsoft.Windows.Design.Interaction 名前空間

その他の技術情報

WPF デザイナーの機能拡張

装飾アーキテクチャ

カスタム装飾の作成