Visual Studio 2010 は従来の Windows ワークフロー デザイナー を備えており、これを使用すると、.NET Framework Version 3.5 または .NET Framework 3.0 を対象とすることができます。
ワークフロー デザイナーを使用すると、使いなれた Visual Studio ユーザー インターフェイスを使用して Windows Workflow Foundation (WF) アプリケーションをグラフィカルに作成できます。Windows Workflow Foundation (WF) アプリケーションは、アクティビティと呼ばれるワークフロー プロセス ステップで構成されます。ワークフローを作成するには、それぞれのアクティビティ デザイナーを [ツールボックス] からデザイン サーフェイスにドラッグして、デザイン サーフェイス上にアクティビティを作成します。
シーケンシャル ワークフロー (SequentialWorkflowActivity) を作成するときには、ワークフローの 3 つのビューを使用できます。これらのビューには、[ワークフロー] メニューおよびデザイン サーフェイスのコンテキスト メニューからアクセスできます。
各ビューの名前と説明の一覧を次の表に示します。
メニュー/タブ オプション | 説明 |
---|---|
View SequentialWorkflow |
デザイン サーフェイスを右クリックし、コンテキスト メニューの [View SequentialWorkflow] オプションをクリックすると、シーケンシャル ワークフロー ビューが表示されます。ここには、アクティビティに基づくシーケンシャル ワークフローがグラフィカルに表示されます。または、[ワークフロー] メニューの [View SequentialWorkflow] をクリックします。 |
キャンセル ハンドラーの表示 |
デザイン サーフェイスを右クリックし、コンテキスト メニューの [キャンセル ハンドラーの表示] オプションをクリックすると、シーケンシャル ワークフロー ビューが表示されます。ここには、ワークフローに関連した CancellationHandlerActivity アクティビティが表示されます。または、[ワークフロー] メニューの [キャンセル ハンドラーの表示] をクリックします。 |
エラー ハンドラーの表示 |
デザイン サーフェイスを右クリックし、コンテキスト メニューの [エラー ハンドラーの表示] オプションをクリックすると、エラー ビューが表示されます。ここには、ワークフローに関連した FaultHandlersActivity アクティビティが表示されます。または、[ワークフロー] メニューから [View Fault Handler] をクリックします。 |
同様のビューの詳細については、「Activity Views (Legacy)」を参照してください。
参照
概念
Activity Views (Legacy)
Creating Legacy Workflow Projects