次の方法で共有


方法: インストルメンテーション方式を使用して CPU カウンター データを収集する

ハードウェア固有のパフォーマンス データの収集には、CPU イベント カウンターが使用されます。 次の 2 種類の CPU カウンター イベントが発生します。

  • 汎用性のあるイベント - 特定の CPU にかかわらず収集可能な CPU イベント

  • プラットフォーム イベント - 特定の CPU に関連付けられた CPU イベント

汎用性のあるイベントには、Instructions Retired や Non Halted Cycles などの一般的なイベント、CPU バッファー イベント、分岐イベント、および L2 キャッシュ イベントが含まれます。 使用できるプラットフォーム イベント カウンターは、プロセッサのメーカーによって決められています。

イベントのカテゴリは、汎用性のあるカウンターとプラットフォーム カウンターで共有できます。 たとえば、両方のタイプに共通するデータのカテゴリには次のものがあります。

  • メモリ イベント

  • フロントエンド イベント

  • 分岐イベント

パフォーマンス カウンター データは、プロファイラーを使った次の 2 つの方法で収集できます。

  • インストルメンテーションによってプロファイリングするときに 1 つ以上のカウンターからデータを収集する。

  • サンプリングによってプロファイリングするときにカウンター イベントをサンプリング間隔として指定する。 詳細については、「方法 : サンプリング イベントを選択する」を参照してください。

インストルメンテーションによってプロファイリングをするときに CPU パフォーマンス カウンター データを収集するには

  1. パフォーマンス セッションの [プロパティ ページ] で、[CPU カウンター] をクリックします。

  2. [CPU カウンターの収集] チェック ボックスをオンにします。

  3. [使用可能なパフォーマンス カウンター] ツリーを展開し、収集するサンプル イベントを見つけます。

  4. 収集するイベントごとに、イベントを選択して右矢印をクリックし、イベントを [選択されたカウンター] リストに追加します。

    注意

    [使用可能なパフォーマンス カウンター] が有効になるのは [CPU カウンターの収集] チェック ボックスをオンにした場合だけです。

参照

処理手順

方法 : サンプリング イベントを選択する

概念

パフォーマンス セッションのプロパティ

プロファイリング ツールの CPU カウンターと Windows カウンター

その他の技術情報

プロファイリング ツールのパフォーマンス セッションの構成