スキーマ ビューを使用して、データベース プロジェクトにユーザーおよびロールを追加できます。 ただし、配置後スクリプト内のロールにユーザーを手動で関連付ける必要があります。 配置後スクリプトの詳細については、「方法 : 配置前スクリプトまたは配置後スクリプトを指定する」を参照してください。
重要
ユーザーをデータ層アプリケーション (DAC) プロジェクトのロールに追加することはできません。これは、DAC プロジェクトでは、ストアド プロシージャや関数など、オブジェクトの本体内を除いて、EXEC StoredProcedure 構造がサポートされないためです。 詳細については、Microsoft Web サイトの「データ層アプリケーションでサポートされている機能」を参照してください。
ユーザーを追加するには、ロールを追加し、そのロールにユーザーを関連付けます。
データベース プロジェクトを開くかまたは作成します。 詳細については、「方法: データベース プロジェクトおよびサーバー プロジェクトを作成する」または「方法 : データベースまたはサーバー プロジェクトを開く」を参照してください。
スキーマ ビューが表示されない場合は、[表示] メニューを開き、[データベース スキーマ ビュー] をクリックします。
ユーザーを既に作成またはインポートした場合は、手順 7. に進みます。
スキーマ ビューでセキュリティ フォルダーを右クリックし、[追加] をポイントして、[ユーザー] をクリックします。
[新しい項目の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
[名前] に、作成するユーザーの名前を入力します。
[追加] をクリックします。
ユーザーが作成され、データベース プロジェクトに追加されます。 ソリューション エクスプローラーに、ユーザー定義を含むファイルが表示されます。 ユーザーのデータベース オブジェクトは [スキーマ ビュー] に表示されます。
ロールを既に作成またはインポートした場合は、手順 11. に進みます。
スキーマ ビューでセキュリティ フォルダーを右クリックし、[追加] をポイントして、[データベース ロール] をクリックします。
[新しい項目の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
[名前] に、作成するロールの名前を入力します。
[追加] をクリックします。
データベース ロールが作成され、データベース プロジェクトに追加されます。 ソリューション エクスプローラーに、データベース ロール定義を含むファイルが表示されます。 ロールのデータベース オブジェクトは [スキーマ ビュー] に表示されます。
ソリューション エクスプローラーで [スクリプト] ノード、[配置後] ノードの順に展開し、[Script.PostDeployment.sql] をダブルクリックします。
Transact-SQL エディターが開き、配置後スクリプトが表示されます。
配置後スクリプトの最後に、次の Transact-SQL ステートメントを追加します。
EXEC sp_addrolemember N'RoleName', N'UserName'
[ファイル] メニューの [Script.PostDeployment.sql の保存] をクリックします。
ソリューション エクスプローラーで、データベース プロジェクトを右クリックし、[ビルド] をクリックします。
データベース プロジェクトがビルドされ、データベース プロジェクト プロパティで指定した場所にビルド スクリプトが作成されます。 ビルド スクリプトを開くと、RoleMemberships.sql ファイルに追加した行がビルド スクリプトの配置後セクションに表示されます。
次回データベース プロジェクトを配置するときに、ユーザーとロールが作成され、ロールにユーザーが関連付けられます。