コマンド メッセージをメンバー関数に割り当てます。
ON_COMMAND(id, memberFxn )
パラメーター
id
コマンド ID。memberFxn
コマンドが割り当てられるメッセージ ハンドラー関数名。
解説
メニュー項目やツール バー ボタンなどのコマンド ユーザー インターフェイス オブジェクトからのコマンド メッセージをどの関数で処理するかを示します。
コマンド ターゲット オブジェクトが指定された ID を持つ Windows の WM_COMMAND メッセージを受け取ったとき、そのメッセージを処理するために ON_COMMAND がメンバー関数 memberFxn を呼び出します。
1 つのコマンドを 1 つのメンバー関数に割り当てるには ON_COMMAND を使います。 ある範囲のコマンド ID を 1 つのメンバー関数に割り当てるには ON_COMMAND_RANGE を使います。 メッセージ マップのエントリに一致するコマンド ID は 1 つだけです。 つまり、コマンドを複数のハンドラーに割り当てることはできません。 詳細と例については、「メッセージの処理とマップ」を参照してください。
使用例
BEGIN_MESSAGE_MAP(CMFCListViewDoc, CDocument)
ON_COMMAND(ID_MYCOMMAND, &CMFCListViewDoc::OnMycommand)
END_MESSAGE_MAP()
必要条件
**ヘッダー:**afxmsg_.h