入れ子になった並列化が omp_set_nested で有効または無効に設定されていない限り、入れ子になった並列化を有効または無効にします。
set OMP_NESTED[=TRUE | =FALSE]
解説
OMP_NESTED 環境変数は、omp_set_nested 関数でオーバーライドされます。
OpenMP 規格の Visual C++ 実装での既定値は、OMP_DYNAMIC=FALSE です。
詳細については、「4.4 OMP_NESTED」を参照してください。
使用例
次のコマンドでは OMP_NESTED 環境変数が TRUE に設定されます。
set OMP_NESTED=TRUE
次のコマンドでは、OMP_NESTED 環境変数の現在の設定が表示されます。
set OMP_NESTED