CListCtrl::SetItemState

更新 : 2010 年 6 月

リスト ビュー コントロールのアイテムの状態を変更します。

BOOL SetItemState(
   int nItem,
   LVITEM* pItem 
);
BOOL SetItemState(
   int nItem,
   UINT nState,
   UINT nMask 
);

パラメーター

• nItem
  状態が設定されるアイテムのインデックス。

• pItem
  Windows SDK に記述されている、LVITEM 構造体のアドレス。 構造体の stateMask メンバーはどの状態ビットが変更されるかを指定します。構造体の state メンバーはビットを変更する新しい値を保持します。 ほかのメンバーは無視されます。

• nState
  状態ビットの新しい値。 可能な値の一覧についてを参照してくださいCListCtrl::GetNextItem、LVITEM状態のメンバー。

• nMask
  どの状態ビットを変更するかを指定するマスク。 この値の stateMask メンバーに対応する、LVITEM構造。

戻り値

正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

アイテムの "状態" は、アイテムの有効性を示すか、ユーザーの動作を示すか、またはそれ以外のアイテムの状態を反映する値です。 リスト ビュー コントロールは、ユーザーがアイテムを選択したときなどのように、いくつかの状態ビットを変更します。 アプリケーションはその他の状態ビットを変更して、アイテムを無効または非表示にしたり、オーバーレイ イメージや状態イメージを指定したりできます。

使用例

「CListCtrl::GetTopIndex」の例を参照してください。

必要条件

**ヘッダー:**afxcmn.h

参照

参照

CListCtrl クラス

階層図

CListCtrl::GetItemState

その他の技術情報

CListCtrl のメンバー

履歴の変更