このウィザードを使用して、利用できる ActiveX コントロールのインターフェイスから MFC クラスを作成します。 MFC クラスは、MFC アプリケーション、MFC DLL、および MFC ActiveX コントロールに追加できます。
注意
ActiveX コントロールからクラスを追加するために、オートメーションを有効にして MFC プロジェクトを作成する必要はありません。
ActiveX コントロールは、コンポーネント オブジェクト モデル (COM: Component Object Model) に基づく再利用可能なソフトウェア コンポーネントです。多岐にわたる OLE の機能をサポートしており、さまざまなソフトウェアの要件に合わせてカスタマイズできます。 ActiveX コントロールは、通常の ActiveX コントロール コンテナーとインターネット上の WWW (World Wide Web) ページの両方で使用できるようにデザインされています。
ActiveX コントロールから MFC クラスを追加するには
ソリューション エクスプローラーまたは [クラス ビュー] で、ActiveX コントロール クラスを追加するプロジェクトの名前を右クリックします。
ショートカット メニューの [追加] をポイントし、[クラスの追加] をクリックします。
[クラスの追加] ダイアログ ボックスでテンプレート ペインの [ActiveX コントロールの MFC クラス] をクリックし、次に [開く] をクリックして、ActiveX コントロール クラス追加ウィザードを表示します。
このウィザードでは、ActiveX コントロール内の複数のインターフェイスを追加できます。 同様に、1 回のウィザード セッションで複数の ActiveX コントロールからクラスを作成できます。
システムに登録された ActiveX コントロールからクラスを追加したり、システムに登録せずに、タイプ ライブラリ ファイル (.tlb、.olb、.dll、.ocx、または .exe) にある ActiveX コントロールからクラスを追加したりできます。 ActiveX コントロールの登録の詳細については、「OLE コントロールの登録」を参照してください。
ウィザードでは、選択した ActiveX コントロールから追加する各インターフェイスに対して、CWnd または COleDispatchDriver から派生した MFC クラスを作成します。