アプリケーション メッセージ処理、またはコマンド処理でスローされた例外をハンドラーがキャッチしないときに、フレームワークによってこのメンバー関数が呼び出されます。
virtual LRESULT ProcessWndProcException(
CException* e,
const MSG* pMsg
);
パラメーター
e
キャッチされていない例外へのポインター。pMsg
フレームワークが例外をスローする原因となったウィンドウ メッセージについての情報を含む MSG へのポインター。
戻り値
Windows に返す値を返します。 通常、ウィンドウ メッセージの場合は 0L を返します。コマンド メッセージの場合は 1L (TRUE) を返します。
解説
このメンバー関数は直接呼び出さないでください。
このメンバー関数の既定の実装では、メッセージ ボックスを作成します。 キャッチされていない例外の原因が、メニュー、ツール バー、アクセラレータのコマンドが失敗であった場合、メッセージ ボックスに "コマンドを実行できません。" のメッセージが表示されます。それ以外の場合は、"内部アプリケーション エラーです。" のメッセージが表示されます。
例外をグローバルに処理する場合は、この関数をオーバーライドします。 メッセージ ボックスを表示するときは、基本クラスのこのメンバー関数だけを呼び出してください。
必要条件
**ヘッダー:**afxwin.h