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CBindStatusCallback::OnDataAvailable

システムが提供する非同期モニカーは、OnDataAvailable を呼び出してオブジェクトにデータを提供し、オブジェクトでデータが使用できるようにします。

STDMETHOD(OnDataAvailable)(
   DWORD grfBSCF,
   DWORD dwSize,
   FORMATETC* /* pformatetc */,
   STGMEDIUM* pstgmed 
);

パラメーター

  • grfBSCF
    [入力] BSCF 列挙値です。 以下の順で 1 つ以上の文字が続くBSCF_FIRSTDATANOTIFICATIONBSCF_INTERMEDIARYDATANOTIFICATION、または BSCF_LASTDATANOTIFICATION

  • dwSize
    [入力] 使用可能なデータ量のバインディング開始後からの累積値です。単位はバイトです。 この値が 0 の場合は、データ量が適切でないか、または特定のデータ量が使用可能にならなかったことを示します。

  • pformatetc
    [入力] 使用可能なデータの形式を保持する FORMATETC 構造体へのポインターです。 形式がない場合は、CF_NULL にできます。

  • pstgmed
    [入力] 現時点で使用可能な実際のデータを保持する STGMEDIUM 構造体へのポインターです。

戻り値

標準の HRESULT 値のいずれかを返します。

解説

OnDataAvailable は、まずデータを読み込み、次にオブジェクトのクラスのメソッドを呼び出します。たとえば、データを保存するメソッドやデータを画面に表示するメソッドを呼び出します。 詳細については、「CBindStatusCallback::StartAsyncDownload」を参照してください。

必要条件

**ヘッダー:**atlctl.h

参照

参照

CBindStatusCallback クラス

CBindStatusCallback::StartAsyncDownload

その他の技術情報

CBindStatusCallback のメンバー