次の方法で共有


ダイアログ ボックス

[XML インデックス] ダイアログ ボックスを使用すると、[インデックス/キー] ダイアログ ボックスではできない、データ型が XML の列に対するインデックスの作成を行うことができます。 各 XML 列に複数の XML インデックスを作成できますが、最初に作成したインデックス (プライマリ インデックス) が他のインデックス (セカンダリ インデックス) の基になります。 プライマリ XML インデックスを削除すると、セカンダリ インデックスも削除されます。

注意

実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定またはエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。

  • [選択された XML インデックス]
    既存の XML インデックスを一覧表示します。 特定のインデックスを選択すると、右側のグリッドにそのプロパティが表示されます。 何も表示されていない場合は、そのテーブルに定義されているインデックスはありません。

  • [追加] ボタン
    XML インデックスを新規作成します。

  • [削除] ボタン
    [選択された XML インデックス] ボックスで選択されている XML インデックスを削除します。 プライマリ XML インデックスを削除すると、セカンダリ インデックスもすべて削除されることを示すメッセージが表示されます。このとき、削除を続行するかキャンセルするかを選択できます。

  • [全般] カテゴリ
    展開すると、[列]、[Is Primary]、および [型] の各プロパティ フィールドが表示されます。


  • このインデックスの並べ替えが昇順で行われることを示します。

  • [Is Primary]
    このインデックスがプライマリ インデックスかどうかを示します。 列に対して最初に作成された XML インデックスが、他のインデックスの基準になります。

  • [主な参照名]
    セカンダリ インデックスが選択されている場合に、プライマリ インデックスの名前を表示します。 セカンダリ インデックスが選択されている場合のみ有効です。

  • [2 番目の型]
    セカンダリ インデックスの種類を表示します。 セカンダリ インデックスが選択されている場合のみ有効です。

  • [種類]
    このインデックスが XML インデックスであることを示します。

  • [IDENTITY] カテゴリ
    展開すると、名前および説明の各プロパティ フィールドが表示されます。

  • [オブジェクト名]
    XML インデックスの名前を表示します。 インデックスを新規作成した場合は、テーブル デザイナーのアクティブ ウィンドウ内のテーブルに基づいて既定の名前が表示されます。 名前はいつでも変更できます。

  • [説明]
    インデックスに関する説明を入力できます。 より詳細な説明を記述する場合は、[説明] をクリックしてから、プロパティ フィールドの右に表示される省略記号 [(...)] をクリックします。 これにより、テキストを書くことができる領域が大きくなります。

  • [テーブル デザイナー] カテゴリ
    展開すると、この XML インデックスのプロパティに関する情報が表示されます。

  • [FILL の指定]
    展開すると、[FILL FACTOR] および [インデックスの埋め込み] の情報が表示されます。

  • [FILL FACTOR]
    システムが使用できるインデックス ページの割合を指定します。 ページがいっぱいになり、新たなデータが追加されると、システムはそのページを分割します。これによりパフォーマンスが大きく低下します。

    • 値 100 は、ページがいっぱいまで使われ、最小限の記憶領域が使用されることを示します。 この設定は、データに変更がない (たとえば読み取り専用テーブルのデータ) 場合にだけ使用します。

    • 値が小さいほどデータ ページ上の空き領域が大きくなり、インデックスが増大したときにデータ ページを分割する必要性が小さくなりますが、より大きな記憶領域が必要になります。 この設定は、テーブル内のデータに変更が生じることが予想される場合に適しています。

  • [インデックスの埋め込み]
    インデックスのページが拡大したときに、[FILL FACTOR] で指定したのと同じ割合で空き領域 (埋め込み) を用意するかどうかを示します。

  • [無効化]
    インデックスを無効にするかどうかを示します。 無効にされたインデックスは、検索をサポートせず、テーブルに新たな項目が追加されても更新されません。 インデックスを無効にすると、一括挿入や一括更新のパフォーマンスが向上します。

  • [ページのロックを許可]
    インデックスでページレベルのロックを許可するかどうかを示します。 ページレベル ロックの許可、非許可はデータベースのパフォーマンスに影響を与えます。

  • [統計値を再計算する]
    インデックスが作成されたときに、基になるデータベース エンジンで統計情報を新たに計算するかどうかを示します。 統計情報の再計算により、インデックスの構築には前よりも時間がかかりますが、クエリのパフォーマンスは大幅に向上する可能性があります。

  • [行のロックを許可]
    該当するインデックスで行レベルのロックを許可するかどうかを示します。 行レベル ロックの許可、非許可はデータベースのパフォーマンスに影響を与えます。

参照

処理手順

方法 : XML インデックスを作成する

その他の技術情報

インデックスの使用