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ODBC 接続

ODBC 接続は、システムのコントロール パネルで設定します。 ODBC 接続は、ODBC ドライバーがインストールされているデータ ソースに対して設定できます。 Visual C++ 6.0 以降には、テキスト ファイル、Access、Paradox、dBASE、Excel、SQL Server、および Oracle 用のドライバーが組み込まれています。 ODBC 接続を作成すると、データ ソース名 (DSN: Data Source Name) が自動的に設定されます。 ADO データ コントロールや RDO RemoteData コントロールなどのデータ コントロールでは、この DSN によって接続が識別されます。

OLE DB 接続   OLE DB 接続の設定は、特に必要ありません。 たとえば、ODBC データ ソースを作成すると、ODBC 用の OLE DB プロバイダーがこのデータ ソースを自動的に検出します。

ODBC データ ソースを設定するには

  1. [スタート] メニューの [設定] をポイントし、[コントロール パネル] をクリックします。

  2. コントロール パネルで、32 ビット ODBC (Windows 95 または Windows 98) か ODBC (Windows NT または Windows 2000) を選択します。

  3. [ユーザー DSN] タブまたは [システム DSN] タブをクリックします。 [ユーザー DSN] タブでは、ユーザー固有のデータ ソース名を作成できます。[システム DSN] では、すべてのユーザーが使用できるデータ ソースを作成できます。

  4. [追加] をクリックします。ローカルにインストールされている ODBC ドライバーが一覧表示されます。

  5. 接続するデータベースまたは ISAM (Indexed Sequential Access Method) の種類に応じてドライバーを選択し、[完了] をクリックします。

  6. ドライバー固有の手順に従います。 ODBC の設定を終了すると、DSN を使用できるようになります。

一部の ODBC ドライバーでは、DSN を作成するときに、実際のファイルの格納場所を指定する必要があります。 たとえば、Access DSN を作成する場合は、.mdb ファイルの格納場所を指定する必要があります。 また、有効なユーザー名とパスワードの入力が必要です。 たとえば、ほとんどの Access システムでは、システム ユーザー名として admin が使用されます。

Oracle DSN を作成する場合は、SQL*Net 接続文字列を指定する必要があります。

参照

参照

データベース接続を作成する