フレーム ウィンドウをアクティブにし元に戻します。つまりフレーム ウィンドウを表示し、利用できる状態にします。
virtual void ActivateFrame(
int nCmdShow = -1
);
パラメーター
- nCmdShow
CWnd::ShowWindow に渡すパラメーターを指定します。 既定では、フレームは表示され、正しく元に戻されます。
解説
このメンバー関数は、通常 DDE、OLE や、フレーム ウィンドウを表示してユーザーにその内容を表示するほかのイベントのような非ユーザー インターフェイスのイベントの後に呼び出されます。
既定の実装では、フレームをアクティブにし、それを Z オーダーの先頭に持ってきます。必要に応じて、アプリケーションのメイン フレーム ウィンドウにも同じ手順を行います。
フレームがアクティブになる方法を変更する場合は、このメンバー関数をオーバーライドします。 たとえば、MDI 子ウィンドウを最大表示するような場合です。 適切な機能を加え、その後明示的に nCmdShow を指定して、基本クラスの ActivateFrame を呼び出します。
使用例
void CChildFrame::ActivateFrame(int nCmdShow)
{
// Create the child frame window maximized
nCmdShow = SW_MAXIMIZE;
CMDIChildWnd::ActivateFrame(nCmdShow);
}
必要条件
**ヘッダー:**afxwin.h