Microsoft.Office.Interop.Word.Document オブジェクトは、文書の名前またはコレクションのインデックス値を使用して、Documents コレクションのメンバーとして参照できます。
対象: このトピックの情報は、Word 2007 と Word 2010 のドキュメント レベルのプロジェクトおよびアプリケーション レベルのプロジェクトに適用されます。詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。
特定の文書を操作する場合、通常は文書を名前で指定することをお勧めします。 特定の文書のインデックス値は、他の文書が開いたり、閉じたりするにつれて変わるため、Documents コレクションのインデックス値を使用して文書を参照することはほとんどありません。
Document の参照
文書を名前で指定するには
SampleDoc.doc という名前の文書を指すオブジェクト変数を設定します。 次のコード例を使用するには、プロジェクトの ThisDocument クラスまたは ThisAddIn クラスから実行します。
Dim doc As Word.Document = CType(Application.Documents("SampleDoc.doc"), Word.Document)Word.Document doc = Application.Documents["SampleDoc.doc"];
アクティブ文書 (フォーカスのある文書) を参照する場合は、Application オブジェクトの ActiveDocument プロパティを使用できます。
アクティブ文書を参照するには
ActiveDocument を使用してアクティブなドキュメントの名前を取得します。 次のコード例を使用するには、プロジェクトの ThisDocument クラスまたは ThisAddIn クラスから実行します。
Dim documentName As String = Application.ActiveDocument.Namestring documentName = Application.ActiveDocument.Name;
ドキュメント レベルのカスタマイズに関連付けられた文書だけを扱う場合は、プロジェクトのどこからでも Globals.ThisDocument 参照を使用してフォーカスのある文書を参照できます。
ドキュメント レベルのカスタマイズに関連付けられた文書を参照するには
Globals.ThisDocument を使用してドキュメントの名前を取得します。
Dim documentName2 As String = Globals.ThisDocument.Namestring documentName2 = Globals.ThisDocument.Name;