OpenMP ランタイムが、並列領域内のスレッド数を調整できるかどうかを指定します。
set OMP_DYNAMIC[=TRUE | =FALSE]
解説
OMP_DYNAMIC 環境変数は、omp_set_dynamic 関数でオーバーライドされます。
OpenMP 規格の Visual C++ 実装での既定値は、OMP_DYNAMIC=FALSE です。
詳細については、「4.3 OMP_DYNAMIC」を参照してください。
使用例
次のコマンドでは OMP_DYNAMIC 環境変数が TRUE に設定されます。
set OMP_DYNAMIC=TRUE
次のコマンドでは、OMP_DYNAMIC 環境変数の現在の設定が表示されます。
set OMP_DYNAMIC