MFC のツールバーを作成する 2 つのクラスを提供します。CToolBar と CToolBarCtrl(Windows コモン コントロール API をラップ)。 CToolBar は、ツール バー コモン コントロールのすべての機能を提供します。また、必要なコモン コントロールの設定値および構造体の多くを処理できます。ただし、作成されるツール バー コントロールの実行可能ファイルのサイズは、通常、CToolBarCtrl を使用して作成されるものより大きくなります。
CToolBarCtrl を使用して作成される実行可能なツール バー コントロールの容量は通常、CToolBar で作成されるものより小さくなります。ツール バーを MFC アーキテクチャに統合しない場合は、CToolBarCtrl の使用をお勧めします。 CToolBarCtrl を使用してツール バーを MFC アーキテクチャに統合する場合は、ツール バー コントロール操作と MFC との通信に特に注意する必要があります。 この通知を実現するのは難しくありませんが、CToolBar を使用した場合は不要な作業になります。
Visual C++ には、ツール バー コモン コントロールを利用する方法が 2 つあります。
CToolBar を使用してツール バーを作成します。次に、CToolBar::GetToolBarCtrl を呼び出して CToolBarCtrl メンバー関数へのアクセスを取得します。
CToolBarCtrl のコンストラクターを使用してツール バーを作成します。
どちらの方法でも、ツール バー コントロールのメンバー関数にアクセスできます。 CToolBar::GetToolBarCtrl を呼び出すと、CToolBarCtrl オブジェクトへの参照が返されるので、一連のメンバー関数を使用できます。 CToolBar を使用したツール バーの作成については、「CToolBar」を参照してください。