レコードセットのロックの型を設定します。
void SetLockingMode(
BOOL bPessimistic
);
パラメーター
- bPessimistic
ロックの型を示すフラグ。
解説
排他ロックが有効なときは、Edit メンバー関数を呼び出すと同時に編集しているレコードを含む 2K ページがロックされます。 Update メンバー関数または Close メンバー関数、または移動操作、検索操作の 1 つが呼び出されると、ページのロックは解除されます。
共有ロックが有効なときは、Update メンバー関数を使用してレコードを更新する間だけ、そのレコードを含めた 2K ページがロックされます。
ページがロックされていると、ほかのユーザーは同じページにあるレコードを編集できません。 0 以外の値を渡して、SetLockingMode を呼び出したときに、ほかのユーザーが既にそのページをロックしていると、Edit の呼び出しに対して例外がスローされます。 ほかのユーザーは、ロックされたページからデータを読むことができます。
0 を渡して SetLockingMode を呼び出し、その後ページがほかのユーザーによりロックされているときに Update を呼び出すと、例外が発生します。 ほかのユーザーがレコードに行った変更を知るには (自分の行った変更は失われます)、現在のレコードのブックマーク値を指定して SetBookmark メンバー関数を呼び出します。
ODBC データ ソースで作業をしているときは、ロックモードは常に共有ロックになります。
必要条件
**ヘッダー:**afxdao.h