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方法: .NET Framework を使用してイメージを表示する (C++/CLI)

OnPaint イベント ハンドラーを修正して、メイン フォームの Graphics オブジェクトへのポインターを取得する方法を次のコード例に示します。 一般に Visual Studio アプリケーション ウィザードを使って作成される Windows フォーム アプリケーションでは、OnPaint 関数が使用されます。

イメージは、Image クラスによって表されます。 イメージのデータは、Image.FromFile メソッドを使用して .jpg ファイルから読み込まれます。 イメージがフォームに描画される前に、フォームのサイズがイメージに合わせて変更されます。 Graphics.DrawImage メソッドを使用してイメージが描画されます。

Graphics クラスおよび Image クラスは、共に System.Drawing 名前空間にあります。

注意

GDI+ は Windows XP に含まれており、Windows NT 4.0 SP6、Windows 2000、Windows 98、および Windows Me では再頒布可能パッケージとして入手できます。 最新の再頒布可能パッケージをダウンロードするには、https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=11232 を参照してください。 詳細については、GDI+ の GDI+ SDK の説明を参照してください。

使用例

#using <system.drawing.dll>

using namespace System;
using namespace System::Drawing;

protected:
virtual Void Form1::OnPaint(PaintEventArgs^ pe) override
{
    Graphics^ g = pe->Graphics;
    Image^ image = Image::FromFile("SampleImage.jpg");
    Form::ClientSize = image->Size;
    g->DrawImage( image, 0, 0, image->Size.Width, image->Size.Height );
}

参照

参照

System.Drawing

その他の技術情報

.NET プログラミング ガイド