更新 : 2007 年 11 月
Calendar コントロールでは、ほとんどの Web サーバー コントロールと同様に、スタイルを使用してコントロールの表示形式を指定できます。たとえば、フォント、色、境界線などを指定できます。Web サーバー コントロールでのスタイルの使用については、「ASP.NET Web サーバー コントロールと CSS スタイル」を参照してください。
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スタイルは、ブラウザによっては完全にサポートされないことがあります。 |
カレンダーの表示形式を柔軟にカスタマイズできるように、Calendar コントロールでは、カレンダーのグリッドを構成する多数の要素のそれぞれにスタイルが用意されています。省略可能な要素をすべて表示したカレンダーを次の図に示します。
スタイルを使用して変更できる要素について、次の表で説明します。
カレンダーの要素 |
説明 |
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当月に含まれる日。週末、今日の日付、および選択日付には、それぞれ個別のスタイルが用意されています (下記参照)。 |
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カレンダーの上端にある、曜日が表示される行。 |
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タイトル バーの左端と右端にある、月を移動するリンク ボタンのある部分。 |
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現在の月のビューに表示する、前月と翌月の日。 |
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ユーザーが選択した日。 |
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左端にある、任意の週または月全体を選択するリンクが表示される列。 |
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カレンダーの一番上にある、月の名前と月を移動するリンクが表示されるタイトル バー。NextPrevStyle が設定されている場合、タイトル バーの左端と右端は、この設定に従います。 |
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今日の日付。 |
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週末に該当する日。 |
カレンダー要素のスタイルを設定するには
<DayStyle> 要素や <TitleStyle> 要素などのスタイル要素を Calendar コントロールの子としてページに入力します。構文については、「Calendar Web サーバー コントロール」を参照してください。
BackColor や BorderWidth など、スタイル要素のプロパティ (属性) を設定します。
DayStyle 要素を使用した Calendar コントロール宣言の例を示します。
<asp:Calendar id="Calendar1" runat="server"> <DayStyle BackColor="#FF8080" BorderWidth="2" BorderStyle="Groove"> </DayStyle> </asp:Calendar>
スタイル要素は、実行時にコードで設定することもできます。
カレンダー要素のスタイルをコードで設定するには
次の構文を使用して、各スタイル要素のプロパティを設定します。
Calendar1.StyleName.Property = setting
Calendar コントロールでよく使用されるスタイル設定の例を次に示します。
Calendar1.DayStyle.Font.Size = New FontUnit(10) Calendar1.TitleStyle.ForeColor = System.Drawing.Color.Red
Calendar1.DayStyle.Font.Size = new FontUnit(10); Calendar1.TitleStyle.ForeColor = System.Drawing.Color.Red;
メモ :
プロパティの設定の詳細については、「方法 : ASP.NET Web サーバー コントロールのプロパティを設定する」を参照してください。