Last 関数 (Visual Studio レポートデザイナ)

指定された式の最後の値を返します。

Last(Expression, Scope)

Expression
(Variant または Binary) この集計関数の実行対象の式です。この式には、集計関数が使用されている式を指定することはできません。

Scope
(String) この集計関数の適用先となるレポートアイテムを含むデータテーブル、オブジェクト、グループ、またはデータ領域の名前です。Scope を指定すると、指定したデータソース、グループ、またはデータ領域内のすべてのデータに、この集計関数が適用されます。Scope パラメータの詳細については、「レポートの組み込み関数 (Visual Studio レポートデザイナ)」を参照してください。

戻り値の型

式の種類によって決まります。

Last 関数は、データにすべての並べ替え処理が適用された後に、値を返します。

次のコード例では、Category グループまたは Category データ領域の最後の製品番号が返されます。

Last(Fields!ProductNumber.Value, "Category")