更新 : 2007 年 11 月
Microsoft SQL Server 2005 Express Edition を Visual Web Developer と共にインストールした場合、Visual Studio データ管理ツールを使用して SQL Server Express Edition データベースを作成し、そこにテーブル、データ、ストアド プロシージャ、ビューなどのデータベース要素を設定できます。
データベースに格納されているデータをデータ バインド コントロールにバインドする方法については、「データベースへのバインド」を参照してください。
Web アプリケーションで使用するデータベースの作成
データベースを作成するには
Visual Web Developer でソリューション エクスプローラを開き、Web アプリケーションの App_Data フォルダを右クリックし、次に [新しい項目の追加] をクリックします。
または
アプリケーションに App_Data フォルダがない場合は、Web アプリケーションのルート フォルダを右クリックし、[ASP.NET フォルダの追加]、[App_Data] の順にクリックします。
[SQL データベース] をクリックし、.mdf データベース ファイルの名前を入力し、[追加] をクリックします。
DataBaseName.mdf、および DataBaseName_log.ldf という 2 つのファイルが作成されます。Visual Web Developer で、[サーバー エクスプローラ] ウィンドウの [データ接続] セクションに自動的にフォーカスが移動し、新しく作成されたデータベースが選択されます。
データベースにテーブルを追加するには
[サーバー エクスプローラ] ウィンドウの [データ接続] セクションで、テーブルの追加先となるデータベースをダブルクリック (または展開) します。
[テーブル] フォルダを右クリックし、[新しいテーブルの追加] をクリックします。
フォーカスが新しいテーブルのテーブル定義パネルに移動します。
テーブルに列を追加し、新しい列の列名とデータ型、およびその列で null を許可するかどうかを指定します。
主キー列を選択し (主キーが複数列の場合は Shift キーを押しながら選択し)、選択内容を右クリックして、[主キーの設定] をクリックします。
オプションで、int (整数) 列を選択して ID 列として指定し、その列の [列のプロパティ] パネルで、その列の [IDENTITY の指定] セクションをダブルクリックして、[(Is Identity)] を [はい] に設定します。
Ctrl キーを押しながら S キーを押して、テーブル名を入力し、テーブルを保存します。テーブルを保存しないでテーブル定義パネルを閉じると、テーブル名の入力が要求され、テーブルは自動的に保存されます。
データベース内のテーブルにデータを追加するには
[サーバー エクスプローラ] ウィンドウの [データ接続] セクションで、作業対象のデータベースをダブルクリック (または展開) し、そのデータベースの [テーブル] フォルダをダブルクリックします。
データを追加するテーブルを右クリックし、[テーブル データの表示] をクリックします。
表示されるデータ グリッドで、テーブルに配置するデータを入力し、必要なすべてのフィールドに値を指定します。
完了したら、データ グリッドで次の新しい行を選択します。これで、Visual Web Developer により、入力した行の値がテーブルに書き込まれます。
参照
概念
SQL Server Express Edition の ASP.NET との使用