更新 : 2007 年 11 月
スキンの視覚的な多くの特性を変更できます。
![]() |
---|
ビューポートとは、アプリケーションのユーザー インターフェイスが表示される、スキン内のウィンドウ領域を指します。 |
![]() |
---|
使用している設定またはエディションによっては、表示されるダイアログ ボックスやメニュー コマンドがヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。 |
デバイス エミュレータのタイトル バーの内容を変更するには
スキン定義ファイルで、titleBar 要素の内容を置き換えます。次に例を示します。
titlebar = "My Device"
スキン内のビューポートの位置を変更するには
スキン定義ファイルで、x 軸と y 軸に割り当てられた値を変更します。
たとえば、Pocket PC 2003 Second Edition の既定のスキーマでは、displayPosX="51" および displayPosY="47" が指定されています。displayPosX 値を大きくすると、ビューポートは右に移動します。displayPoxY 値を大きくすると、ビューポートは下に移動します。
ビューポートの高さと幅を変更するには
スキン定義ファイルで、displayWidth 要素および displayHeight 要素に割り当てられた値を変更します。
たとえば、Pocket PC 2003 Second Edition の既定のスキーマでは、displayWidth="240" および displayHeight="320" が指定されています。displayWidth 値を大きくすると、ビューポートは右方向に大きくなります。displayHeight 値を大きくすると、ビューポートは下方向に大きくなります。
ビューポートの色深度を変更するには
スキン定義ファイルで、displayDepth 要素に割り当てられた値を変更します。
たとえば、Pocket PC 2003 Second Edition の既定のスキーマでは、displayDepth="16" が指定されています。
メモ :
色深度 (ビットの深さとも呼ばれます) は、各ピクセルの色を定義するために使用できるビット数を表します。通常、スマート デバイスのスキンの色深度は 16 です。
背景の透明度を実装するには
Up グラフィック ファイルまたは Normal グラフィック ファイルの左下のピクセルを透明色に設定します。このため、現在 Smartphone と Pocket PC 用に付属しているスキンのカラー値は FEFFFF に設定されています。
メモ :
この方法を使用すると、スキンの枠がなくなります。つまり、デバイス エミュレータと Visual Studio デザイナ内のグラフィックは、スキンの視覚要素によって関連付けられるため、スキンが表示されるウィンドウとは背景色が異なる四角形には表示されません。