更新 : 2007 年 11 月
FormView コントロールは、コードの応答先となるバインド データのページング中および更新中に多数のイベントを発生させます。
FormView コントロールの一部のイベントの使用例については、「FormView Web サーバー コントロールを使用したデータの変更」を参照してください。
FormView のイベント
FormView コントロールは、現在のレコードが表示または変更されたときにイベントを発生させます。また、FormView コントロールの一部である Button などのコマンド コントロールがクリックされたときも、イベントが発生します。FormView コントロールにより公開されているイベントを次の表に示します。
PageIndexChanging
ページャ ボタンの 1 つをクリックしたときに、FormView コントロールによってページング操作が実行される前に発生します。このイベントは、ページング操作をキャンセルするために処理されることがよくあります。PageIndexChanged
ページャ ボタンの 1 つをクリックしたときに、FormView コントロールによってページング操作が実行された後に発生します。このイベントは、通常、ユーザーがコントロール内の別のレコードに移動した後にタスクを実行する場合に処理されます。ItemCommand
FormView コントロール内のボタンをクリックすると発生します。このイベントは、コントロール内のボタンがクリックされたときにタスクを実行するために処理されることがよくあります。ItemCreated
FormView コントロールですべての FormViewRow オブジェクトが作成された後に発生します。このイベントは、行が表示される前に、行で表示される値を変更するために処理されることがよくあります。ItemDeleting
Deleteボタン (CommandName プロパティが "Delete" に設定されているボタン) をクリックしたときに、FormView コントロールによってデータ ソースからレコードが削除される前に発生します。このイベントは、削除操作をキャンセルするために使用されることがよくあります。ItemDeleted
Deleteボタンをクリックしたときに、FormView コントロールによってデータ ソースからレコードが削除された後に発生します。このイベントは、削除操作の結果を確認するために処理されることがよくあります。ItemInserting
Insertボタン (CommandName プロパティが "Insert" に設定されているボタン) をクリックしたときに、FormView コントロールによってレコードが挿入される前に発生します。このイベントは、挿入操作をキャンセルするために処理されることがよくあります。ItemInserted
Insertボタンをクリックしたときに、FormView コントロールによってレコードが挿入された後に発生します。このイベントは、挿入操作の結果を確認するために処理されることがよくあります。ItemUpdating
Updateボタン (CommandName プロパティが "Update" に設定されているボタン) をクリックしたときに、FormView コントロールによってレコードが更新される前に発生します。このイベントは、更新操作をキャンセルするために使用されることがよくあります。ItemUpdated
Updateボタンをクリックしたときに、FormView コントロールによって行が更新された後に発生します。このイベントは、更新操作の結果を確認するために使用されることがよくあります。ModeChanging
FormView コントロールによってモードが (編集モード、挿入モード、または読み取り専用モードに) 変更される前に発生します。このイベントは、モードの変更をキャンセルするために処理されることがよくあります。ModeChanged
FormView コントロールによってモードが (編集モード、挿入モード、または読み取り専用モードに) 変更された後に発生します。このイベントは、FormView コントロールによってモードが変更されたときにタスクを実行するために処理されることがよくあります。DataBound
このイベントは BaseDataBoundControl コントロールから継承され、FormView コントロールによってデータ ソースへのバインディングが完了した後に発生します。