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レポートの作成

まず、最新バージョンの Crystal Reports に同梱されているサンプルの Xtreme データベースから情報を読み込むレポートを作成します。

Note

Xtreme.mdb は、Crystal Reports の最新バージョンに付属するサンプル データベースです。使用しているバージョンの Crystal Reports の xtreme.mdb をハード ドライブ上で検索するには、「Xtreme サンプル データベースの場所」を参照してください。ODBC DSN エントリからデータベースに接続する必要があります。使用しているバージョンの Crystal Reports におけるこのエントリの名前については、「Xtreme サンプル データベース用の ODBC DSN エントリ」を参照してください。

パラメータを設定してレポートを作成する

  1. ソリューション エクスプローラで太字のプロジェクト名を右クリックし、[追加]をポイントして[新しい項目の追加]をクリックします。

  2. [新しい項目の追加]ダイアログ ボックスで、[テンプレート]ビューから“Crystal レポート”という名前のテンプレートを選択します。

  3. [名前]フィールドに「Customers.rpt」と入力し、[追加]をクリックします。

    Note

    Visual Studio .NET 2003 では、ボタン名は[開く]です。

  4. 製品の登録がまだの場合は、登録を求めるダイアログ ボックスが表示されます。登録方法については、「Crystal Reports 製品のキーコードと登録番号」を参照してください。

  5. [Crystal reports ギャラリ]ダイアログ ボックスの[Crystal レポート ドキュメントの新規作成]パネルで、[レポート ウィザードを使用]を選択します。

  6. [エキスパートの選択]パネルで[標準]を選択し、[OK]をクリックします。

  7. 標準レポート作成ウィザード ウィンドウの[利用可能なデータ ソース]パネルで、[接続の新規作成]フォルダを展開します。

  8. 開いたサブフォルダから、[ODBC(RDO)]フォルダを展開します。

  9. ODBC(RDO)ウィンドウで「Xtreme サンプル データベース用の ODBC DSN エントリ」の説明に従って、使用している Crystal Reports のバージョンに合った ODBC DSN エントリを選択し、[完了]をクリックします。

[ODBC(RDO)]フォルダが展開され、Xreme サンプル データベースが表示されます。
  1. Tables ノードを展開し、Customer テーブルを選択します。

  2. Customer テーブルをダブルクリックしてテーブルを[選択したテーブル]パネルに移動し、[次へ]をクリックします。

  3. Ctrl キーを押しながら、[国]、[顧客名]、[前年度取引高]、[地域]、および[市]をクリックします。

  4. [>]ボタンをクリックしてこれらのフィールドを[表示するフィールド]パネルに移動し、[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [利用可能なフィールド]パネルの[レポート フィールド]で、次の手順を完了させます。

    1. [国]を選択し、[>]記号をクリックして、フィールドを[グループ化]パネルに移動します。

    2. [地域]を選択し、[>]記号をクリックして、フィールドを[グループ化]パネルに移動します。

    3. [次へ]をクリックします。

      国および地域グループの“前年度取引高”フィールドに集計フィールドが作成されます。

  6. [完了]をクリックします。

    Customers レポートが作成され、Visual Studio のメイン ウィンドウにロードされます。

  7. ウィンドウの下部の[メイン レポート プレビュー]をクリックします。

レポートのレベルがまず国別に並べ替えられ、次に地域別に並べ替えられて、階層的に表示されます。レポートをレポート パーツとして表示する場合、各レベルは別々に表示されます。

これで、レポートを変換してレポート パーツとして表示する準備ができました。