概要
このチュートリアルでは、プログラムによってレポートをエクスポートする方法を学習します。Crystal Reports は、レポートをさまざまな形式にエクスポートできます。使用できるオプションは、インストールした Crystal Reports のバージョンによって異なります。
すべての Crystal Reports for Visual Studio は、次のエクスポート オプションをサポートします。
- Crystal Reports(RPT)
- リッチ テキスト形式(RTF)
- Microsoft Word(97-2003)
- Microsoft Excel(97-2003)
- Microsoft Excel(97-2003)データのみ
- HTML 3.2
- HTML 4.0
Crystal Reports Developer は次の追加の形式をサポートします。
- 文字区切り値(CSV)
- Microsoft Word - 編集可能(RTF)
- タブ区切りテキスト形式(TXT)
- テキスト
任意のエクスポート形式を選択して CrystalReportViewer コントロールの[エクスポート]ボタンをクリックすると、Crystal Reports を Web または Windows アプリケーションで実行するローカル マシンに指定した形式でレポートをエクスポートできます。
また、レポートは、プログラムによってローカルの Web サーバーまたは Windows マシンの特定のディレクトリにエクスポートすることもできます。
このチュートリアルでは、まず Web または Windows フォームに DropDownList コントロールを追加し、次に CrystalDecisions.Shared 名前空間の ExportFormatType 列挙から値を入力します。
次に、エクスポート機能を含み、それぞれのエクスポート形式を設定する 3 つのプライベート ヘルパー メソッドを作成します。
最後に Web または Windows フォームに Button コントロールからクリック イベント メソッドを作成し、エクスポートを実行する 3 つのプライベート ヘルパー メソッドを呼び出します。
サンプル コード
このチュートリアルは、プロジェクトの完全バージョンを示す Visual Basic および C# のサンプル コードと共に提供されます。このチュートリアルの手順に従って新しいプロジェクトを作成するか、またはサンプル コード プロジェクトを開いて完全バージョンを使用します。
サンプル コードは言語とプロジェクト タイプに分類され、フォルダに格納されています。各サンプル コード バージョンのフォルダ名は次のとおりです。
- C# Web サイト:CS_Web_RDObjMod_Export
- C# Windows プロジェクト:CS_Win_RDObjMod_Export
- Visual Basic Web サイト:VB_Web_RDObjMod_Export
- Visual Basic Windows プロジェクト:VB_Win_RDObjMod_Export
これらのサンプルが格納されたフォルダを探すには、「チュートリアルのサンプル コード」を参照してください。