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Visual Studio での Windows フォームの準備

Windows フォームを作成する

従来の Visual Basic 6 で作成される Windows アプリケーションは、通常 Form1 という名前でデフォルトのフォームを定義していました。Windows プロジェクトでもこのパターンに従い、同じデフォルトのフォーム名 Form1 を使用します。拡張子は、使用する開発言語に応じて .cs または .vb になります。

  1. メイン ウィンドウに Form1 が表示されていない場合は、ソリューション エクスプローラで[Form1]をダブルクリックします。
Designer に[Form1]が表示されます。
  1. [表示]メニューの[コード]をクリックします。

    Form1 クラスのコード ビューが表示されます。このクラスの表示は、Windows アプリケーションが Visual Basic または C# のどちらでプログラムされたかに依存します。

    C# では、Form1 クラスは次のように表示されます。

    • クラスのシグニチャ。
    • コンストラクタ(Form1)

    Visual Basic では、Form1 クラスは次のように表示されます。

    • クラス署名(Form1 クラス)
      Note

      Form1 クラスに追加されたメソッドや変数は、別の“パーシャル”クラスに格納されます。これは、C# でも Visual Basic でも同様です。パーシャル クラスについては、この後の「Windows プロジェクトの設定」で説明されます。

次に private helper メソッドを追加し、このクラスに Crystal Reports を設定するすべてのコードの指定場所として使用します。

Crystal Reports 設定コードのプライベート ヘルパー メソッドを追加する

  1. この Form1 クラスに、戻り値のない新しいプライベート スコープのヘルパー メソッド ConfigureCrystalReports() を追加します。

    Private Sub ConfigureCrystalReports()
    
    End Sub
    
    private void ConfigureCrystalReports()
    {
    }
    

    次に Form_Load イベント ハンドラを追加し、Form_Load イベント ハンドラにある ConfigureCrystalReports() を呼び出します。これにより、フォームのロード時に自動的に ConfigureCrystalReports() メソッドが実行されます。

  2. [表示]メニューの[デザイナ]をクリックします。

  3. Form1 をダブルクリックします。

    コード ビューに戻ります。Form1 をダブルクリックしたため、Form1_Load イベント ハンドラが Form1 クラスに自動的に作成されます。

  4. Form1_Load イベント ハンドラで、ConfigureCrystalReports() メソッドの呼び出しを入力します。

    ConfigureCrystalReports()
    
    ConfigureCrystalReports();
    
  5. [ファイル]メニューの[すべて保存]をクリックします。