CrystalReportViewer コントロールを追加する
Windows フォームにレポートを表示するには、CrystalReportViewer コントロールを追加します。
デザイン ビューで Form1 を開きます。
ツールボックスから、[レポーティング]ノードを開いて、CrystalReportViewer コントロールを探します。
注
前のバージョンの Crystal Reports for Visual Studio では、CrystalReportViewer コントロールは、[Crystal Reports]ノードに表示されます。
CrystalReportViewer コントロールをフォーム上にドラッグ アンド ドロップします。
CrystalReportViewer コントロールでは、「スマート タスク パネル」と呼ばれる新しい GUI 機能がコントロールの右上隅に表示されます。
注
これは、ASP.NET バージョン 2.0 で提供される減少したコードによる開発モデルの一部です。CrystalReportViewer コントロールのスマート タスク パネルは、GUI 設定を使用してレポートのバインドやコントロールのレイアウトなどの機能設定を単純化します。現在はコードベースの開発モデルで作業しているため、この手順では Smart Task パネルを使用しません。
スマート タスク パネルが開いている場合は、CrystalReportViewer コントロールの右上隅にある矢印トグルをクリックして、スマート タスク パネルを閉じます。
CrystalReportViewer コントロールをクリックして選択します。
プロパティ ウィンドウで、Name プロパティを以下のように設定します。
- Visual Basic Windows プロジェクトの場合は、Name プロパティに myCrystalReportViewer を設定します。
- C# Windows プロジェクトの場合は、Name プロパティに crystalReportViewer を設定します。
[ファイル]メニューの[すべて保存]をクリックします。
[ビルド]メニューの[ソリューションのビルド]をクリックします。
名前空間を参照する Imports/Using 文を追加する
ソリューション エクスプローラに[参照]フォルダが表示されない場合は、ソリューション エクスプローラのツールバーで[すべてのファイルを表示]をクリックして、すべてのプロジェクト ファイルを表示します。
ソリューション エクスプローラで、[参照]フォルダを展開します。
次の Crystal Reports アセンブリが追加されていることを確認します。
- CrystalDecisions.CrystalReports.Engine
- CrystalDecisions.Shared
Form1 を選択し、[表示]メニューの[コード]をクリックします。
クラス署名の上で、Imports [Visual Basic]、または using [C#] 宣言を、次の Crystal Reports 名前空間を含むクラスの先頭に追加します。
Imports CrystalDecisions.CrystalReports.Engine Imports CrystalDecisions.Shared
using CrystalDecisions.CrystalReports.Engine; using CrystalDecisions.Shared;
これでプロジェクトの設定が完了しました。ただし、多くのチュートリアルでは、サンプル レポートの追加などの設定がさらに必要です。「追加設定要件」に進みます。