使用するチュートリアルやレポートをバインドするシナリオによっては、この手順が「プロジェクトの設定」の追加設定要件となる場合があります。この要件を満たす必要があるかどうかを確認するには、「追加設定要件」に掲載されている表を参照してください。
.NET プロジェクトの初めには、コード化するクラス ライブラリを含むアセンブリを参照するのが一般的です。次に、Report Application Server(RAS)の SDK の操作に必要なアセンブリを追加する方法を説明します。
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この手順は、「プロジェクトの設定」で作成されたプロジェクトにのみ有効です。「プロジェクトの設定」では、この手順で必要な特定の名前空間の参照とコード設定が説明されており、この設定は、この手順を完了するために必須です。したがって、この手順を始める前にまず、「プロジェクトの設定」の手順を実行しておく必要があります。 |
ソリューション エクスプローラで[参照]フォルダを右クリックし、[参照の追加]をクリックします。
表示される[参照の追加]ダイアログ ボックスには、[.NET]、[COM]、[プロジェクト]の 3 つのタブが表示されます。[.NET]タブは .NET アセンブリ、[COM]タブは COM オブジェクト、そして[プロジェクト]タブはその他のコンパイルされていない Visual Studio プロジェクトの追加に使用されます。追加されたものはユーザーのハード ディスク ドライブに配置されます。
ここでは[.NET]タブだけを使用します。このタブには、使用中のシステムにインストールされているすべての .NET アセンブリが表示されます。
RAS SDK をインストールしている場合は、次の CrystalDecisions.ReportAppServer アセンブリを選択します。
- CrystalDecisions.ReportAppServer.ClientDoc
- CrystalDecisions.ReportAppServer.Controllers
注
お使いのコンピュータには、複数のバージョンの Crystal 製品をインストールできます。その場合、このウィンドウにアセンブリが重複して表示されますが、そのバージョン番号が異なります。同じバージョン番号のアセンブリだけを追加するように注意してください。どちらのバージョンを使用するかを選択できます。
アセンブリ名の右側で[選択]をクリックします。
これにより、選択されたアセンブリは、[参照の追加]ダイアログ ボックスの一番下にある選択されたコンポーネントのビューに移動します。
[OK]をクリックして、アセンブリを参照としてプロジェクトに追加します。
アセンブリがソリューション エクスプローラの[参照]フォルダに追加されていることに注意してください。
[参照]フォルダを折りたたむと、このプロジェクトのこれ以外の項目がソリューション エクスプローラに表示されます。
<table>
<colgroup>
<col style="width: 100%" />
</colgroup>
<thead>
<tr class="header">
<th><img src="images/w5dk7atd.alert_note(ja-jp,VS.90).gif" title="Note" alt="Note" class="note" />注</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr class="odd">
<td><p>プロジェクトで Crystal Reports Server または BusinessObjects Enterprise SDK を使用している場合は、<a href="ms227459(v=vs.90).md">「Crystal Reports Server または BusinessObjects Enterprise SDK のアセンブリ参照の追加」</a>を参照してください。</p></td>
</tr>
</tbody>
</table>
このプロジェクトをチュートリアルまたはレポートをバインドするシナリオの前提条件としてビルドしている場合は、「チュートリアル」または「すべてのシナリオの詳細な一覧」に戻ります。