更新 : 2007 年 11 月
ElementSize プロパティは、特定の要素のサイズが、関数の別のパラメータに依存する場合に、そのサイズをバイト単位で指定するときに使用します。このプロパティは Pre 属性および Post 属性で使用でき、ポインタ型または配列データ型に対してのみ適用できます。
ElementSize プロパティは、次のいずれかのプロパティと組み合わせて使用する必要があります。
ValidElements
ValidElementsLength
ValidElementsConst
WritableElements
WritableElementsConst
WritableElementsLength
ElementSize プロパティの値には、型 size_t の関数に対するパラメータを使用します。定数の要素サイズを指定するには、ElementSizeConst プロパティを使用します。
.gif "メモ") メモ : |
|---|
size_t*count がサイズ パラメータとして渡された場合、ElementSize="*count" を使ってプロパティ値が指定されます。 |
使用例
次のコードでは、ElementSize プロパティを使用し、別のパラメータ (size_t count) の観点で、pc の各要素サイズを指定しています。
// C
#include <CodeAnalysis\SourceAnnotations.h>
void f ([SA_Pre(Deref=0, Null=SA_No, ElementSize="count", WritableElementsConst=3)] void *pc, size_t count);
// C++
#include <CodeAnalysis\SourceAnnotations.h>
using namespace vc_attributes;
void f ([Pre(Deref=0, Null=No, ElementSize="count", WritableElementsConst=3)] void *pc, size_t count);