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CDaoRecordView::CDaoRecordView

更新 : 2007 年 11 月

CDaoRecordView から派生するオブジェクトを構築するときに、ビュー オブジェクトを初期化し、ビューの元になるダイアログ リソースを識別するために、どちらかの形式のコンストラクタを呼び出します。

explicit CDaoRecordView( 
   LPCTSTR lpszTemplateName  
);
explicit CDaoRecordView( 
   UINT nIDTemplate  
);

パラメータ

  • lpszTemplateName
    ダイアログ テンプレート リソース名を示す、null で終わる文字列を表します。

  • nIDTemplate
    ダイアログ テンプレート リソースの ID 番号を表します。

解説

リソースは、名前 (コンストラクタの引数に文字列を渡します) または、その ID (引数に符号なし整数を渡します) のどちらでも指定できます。リソース ID を使用することをお勧めします。

f3ftbate.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

派生クラスでは独自のコンストラクタを指定する必要があります。派生クラスのコンストラクタで、引数にリソース名または ID を指定して、CDaoRecordView::CDaoRecordView コンストラクタを呼び出します。

CDaoRecordView::OnInitialUpdateCWnd::UpdateData を呼び出し、CWnd::UpdateDataCWnd::DoDataExchange を呼び出します。最初の DoDataExchange 関数の呼び出しは、CDaoRecordView コントロールを ClassWizard が作成する CDaoRecordset フィールド データ メンバに (間接的に) 接続します。これらのデータ メンバは、基本クラスの CFormView::OnInitialUpdate メンバ関数を呼び出すまでは使用できません。

f3ftbate.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

ClassWizard を使うと、ウィザードはクラス宣言で enum 値 CDaoRecordView::IDD を定義し、コンストラクタのメンバ初期化リストでそれを使用します。

CMyDaoRecordView::CMyDaoRecordView()
   : CDaoRecordView(CMyDaoRecordView::IDD)
{
   m_pSet = NULL;
   // TODO: add construction code here

}

必要条件

ヘッダー : afxdao.h

参照

参照

CDaoRecordView クラス

階層図

CWnd::UpdateData

CWnd::DoDataExchange

その他の技術情報

CDaoRecordView のメンバ