次の方法で共有


ページ アダプタと ViewState

更新 : 2007 年 11 月

ViewState の保存時に、クライアントに送信する ViewState の一部を表す文字列をページが生成します。この文字列はエンコードされます。この文字列には、プライベート ViewState (ある場合) およびセッションで保存されたアプリケーション ViewState の識別子が含まれています。ASP.NET モバイル コントロールを使用する場合、ページ アダプタは、この文字列をクライアントに永続的に格納して、以降のポストバックで利用できるようにする必要があります。

レンダリング時に、ページ アダプタは、ページの ClientViewState プロパティを通してこの文字列にアクセスし、クライアントに書き込む必要があります。ポストバック時に、ページ アダプタは、MobilePage オブジェクトの ViewStateID 静的メンバによって定義されたキー ("__VIEWSTATE" として定義された文字列定数) を使用し、保持された状態がフォーム データ内で確実に利用できようにします。

dw0w289k.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

通常、この文字列を非表示フォームのフィールドとしてページ アダプタで書き込むことができます。このフィールドの名前は ViewStateID フィールドで指定します。フォームがポストバックとして送信されると、この値はフォーム データ内で自動的に利用できるようになるので、ページ アダプタは、追加のポストバック処理を一切行う必要はありません。

参照

その他の技術情報

ViewState のサポート