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1.1 スコープ

この仕様は、プログラムを並列に実行するためにコンパイラやランタイム システムがとる動作をユーザーが明示的に指定する、ユーザーが指示する並列化についてのみ記述します。OpenMP C/C++ 実装では、依存関係、衝突、デッドロック、競合状態、または結果としてプログラムの誤った実行につながるような他の問題をチェックすることは、要求されていません。OpenMP C/C++ API コンストラクトを使用するアプリケーションが正しく実行されるように構成するのは、ユーザー側の責任になります。コンパイラが行う自動並列化や、そのような並列化を補助するためのコンパイラに対するディレクティブは、この仕様に含まれていません。